ニュース
» 2010年12月07日 18時01分 UPDATE

各社のiPhone対抗スマートフォン、投入効果じわり――2010年11月契約数

この秋、iPhone対抗ともいえるAndroid端末を相次いで投入したドコモとKDDI。ドコモはその投入効果が、11月の契約数に出始めたようだ。

[後藤祥子,ITmedia]
グループ名 2010年11月純増数 累計
NTTドコモ 8万8100
 2in1:−3700
5704万0400
 2in1:41万2400
KDDI 8万2300 3243万1900
ソフトバンクモバイル 27万6600
 DN:−300
2407万5000
 DN:3万5000
イー・モバイル 5万600 285万2200
携帯総計 49万7700 1億1639万9500

 電気通信事業者協会(TCA)は12月7日、2010年11月末の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話とPHSを合わせた合計契約数は、前月比0.4%増の1億2009万800。冬商戦が始まり、iPhone対抗のスマートフォンを各社が投入し始めたことから、純増やMNPの数字に変化が出始めているようだ。

 iPhone 4の売れ行きが好調なソフトバンクモバイルは、11月も27万6600契約を獲得して純増トップとなったが、10月の32万契約には及ばなかった。この理由についてソフトバンクモバイルは、「11月からiPhone 4が予約なしで買えるようになるなど、需要が一段落したため」と分析している。

 純増2位のNTTドコモは、前月比で約3万増となる8万8100契約を獲得。この純増には10月28日に登場したAndroidスマートフォン「GALAXY S」が貢献しているという。3位のKDDIも前月を上回る8万2300契約となったが、同社のスマートフォン「IS03」は発売が11月26日と下旬であることや、「機種変更も多い」(KDDI)ことから、今回の数字には大きく影響していないという。

 イー・モバイルは、前月と同水準の5万600契約にとどまった。同社は12月3日に下り最大42Mbpsの高速データ通信に対応するデータ端末を投入し、12月17日にはAndroid 2.2を採用したAndroid端末「HTC Aria」を投入する予定で、12月の伸びに期待するとしている。

Photo 純増数の推移
Photo 純増シェアの推移
MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −3万3800
KDDI −2万5000
ソフトバンクモバイル 6万3300
イー・モバイル −700

 番号ポータビリティの実績は前月と同様、ソフトバンクモバイルを除く3キャリアは転出超過となったが、その数字は改善傾向にある。超過の数が前月比で約2万弱減少したドコモは、「GALAXY Sの投入が改善要因になっている」と説明。ソフトバンクモバイルは、転入超過ながら前月より転入数が減少しているが、「他キャリアがスマートフォンを投入したことによる影響は出ていない」としている。

Photo MNP利用状況の推移

ウィルコムは4万超の純減、UQは6万超の純増

 ウィルコムは11月も4万4500の純減となり、累計契約数は369万1300。同社は12月から、ウィルコム以外のケータイや一般加入電話、IP電話への10分以内の国内通話が月500回まで無料になるオプションサービス「だれとでも定額」を月額980円で提供するなど、てこ入れを図っており、これらの施策が12月の契約数の伸びにつながるかどうかが注目される。

 UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXサービスの契約数は6万1900の純増で、累計契約数が43万5200となった。同社は11月16日から、1年間の継続契約を条件に月額料金を安くする新料金プラン「UQ Flat 年間パスポート」を導入し、好評を博しているという。ほかにも「WiMAX PC バリューセット」やルータの新製品が好調なことから、6万超の純増を達成できたとしている。

ウィルコム 2010年11月純増 累計
PHS −4万4500 369万1300
WILLCOM CORE 3G 4100 12万9100
−4万0400 382万0400

UQコミュニケーションズ 2010年11月純増 累計
UQ WiMAX 6万1900 43万5200

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.