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コロナ禍の歌舞伎町に息づく「深夜薬局」 休むことなく営業を続けた理由とは?「ニュクス薬局」のビジネスモデル【後編】(4/4 ページ)

» 2021年11月06日 12時02分 公開
[田中圭太郎ITmedia]
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本来の薬局の姿を歌舞伎町で

 ニュクス薬局はオープン以来営業を続けていた店舗から、21年9月に同じ歌舞伎町2丁目内の新店舗に移転した。コロナの感染者は減ったものの、人出は以前の水準には戻っていない。それでも中沢氏は、これからも深夜の歌舞伎町で、ニュクス薬局を必要とする客を待ち続ける。

 「昔はちょっと調子が悪くなったら、近所の小さな薬局に行って相談していましたよね。独立したらその形でやりたいと思っていましたし、それが本来の薬局の姿だと思っています。ニュクス薬局を歌舞伎町でずっと続けていきたいですね」

現在の店舗
深夜薬局 歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます』(小学館集英社プロダクション)
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