スマートニュース(東京都渋谷区)は、5歳から11歳を対象とした新型コロナワクチン接種開始に合わせ、自社が手掛けるニュースアプリSmartNews内の「新型ウイルスチャンネル」の機能を拡充した。地域ごとに「小児接種」に関する自治体の情報を閲覧できる新機能を提供する。
5歳から11歳の子どもへの新型コロナワクチン接種は、一部の地域で開始している。東京都江東区が5歳から11歳の子どもを持つ保護者にアンケート調査を実施すると、子どもへの接種を8割の人が検討しているものの、約9割が不安を感じているという。
そこで同社は、小児接種に関する自治体の情報を閲覧できる新機能を追加。ユーザーにワクチン接種の情報を分かりやすく伝えられるようにした。また、自治体へのワクチン接種に関する問い合わせの負担を軽くする狙いもある。
アプリで任意の地域を選択すると、全国1741の市区町村のWebサイトから各自治体が発表している新型コロナワクチンの小児接種に関する情報を閲覧できるようにした。ただし市区町村が情報を発表している場合に限る。
他にも、ユーザーに接種開始時期や変更通知を届ける「ワクチンアラーム」や、ワクチンの接種予約や接種可能な施設を地図で表示する「ワクチンマップ」などの機能を提供している。
同社は、「今後も公共性を担う使命を自覚し、日々の生活に寄り添う公益性の高い良質な情報を、より多くの方へ分かりやすく届けていきます」とコメントした。
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