Give me a breakは「勘弁してよ」に聞こえてしまう:ネイティブに伝わるビジネス英語(2/2 ページ)
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
ここからは、いくつか例文を紹介します。
- Do you think you could do this? (これ、やっといてもらえないかな?)
「これ、やれると思いますか?」が直訳です。丁寧な依頼文になります。
- Make sure you finish by the end of this week.(今週中に、終わらせておいて。)
make sureは「必ず〜する」という意味です。命令文ではありませんが、命令をしているというよりも「確認する」気持ちが強い文になります。
- Tell me the results.(結果を教えてください)
結果が明らかに1つであってもネイティブはresultsとする傾向がありますが、resultと言っても間違いではありません。
- Could you email Nishida-san? (西田さんにメールを送っておいてください。)
この場合のemailは「電子メールを送信する、出す」という動詞です。
- Send this by express delivery, would you?
Would you send this by express delivery? の変形。こうするとよりカジュアルな言い回しになります。「宅急便」はexpress delivery service、またはexpress deliveryと言います。
- I'll take care of it right away. (すぐに対処します。)
right awayは「直ちに」という意味です。
- I will if I have to. (どうしてもとおっしゃるなら。)
乗り気でない仕事をしぶしぶ引き受けるときの言い方です。頼まれたことを引き受けたくない気持ちがあからさまに伝わる反抗的な表現なので使うときにはよく注意した方がよいでしょう。
- I'm afraid I can't. (申し訳ありませんが、できません。)
I'm afraid……とすると、「残念ながら」「申し訳ありませんが」「あいにく」「恐縮ですが」といった意味合いが加わります。I'm afraid I won't be able to.でもよいでしょう。
- What are your feelings on this? (あなたの意見は?)
この場合のfeelingsは「感情」というよりも「意見」に近い意味です。
- We got a complaint from Mr.Steven at Company B.(B社のスティーブンさんからクレームが入っています。)
日本語で言うクレームはcomplaintです。claimは「主張する」「要求する」ということです。
次回は、お礼と謝罪編です。
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