仕事を切り上げるとき、「Let's finish.」ではダメネイティブに伝わるビジネス英語(2/2 ページ)

» 2013年02月27日 08時00分 公開
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
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帰宅時に活用頻度の高い表現

 ここからは、いくつか例文を紹介します。

帰る

  • I think I'm going to take off. (お先に失礼します。/そろそろ帰ろうと思います。)

 日本人は他の人たちが仕事をしているときに、先に帰ることを申し訳なく思うようですが、米国人にはそのような気持ちはありません。仕事が終われば帰るのは、とても自然なことです。ですから「お先に失礼します」にピタリと合う英語はありません。


  • I'm sorry, but I need to leave now. (申し訳ないですが、失礼します。)

 類似表現に、Sorry to leave you here alone, but I have to go.「皆さんを残して帰るのは申し訳ないですが、失礼します」などがあります。


  • I'm going to call it a day. (今日はここまでにして帰ります。)

 call it a dayは「仕事を切り上げる」「仕事を終える」の意味です。類似表現にI'm out of here.「帰ります」などがあります。


  • Let's call it a day. (そろそろ切り上げよう。)

 「そろそろ切り上げましょう」「今日はここまでにしましょう」といったニュアンスです。


  • See you tomorrow. (お疲れさまでした。)

 「また明日」が直訳です。


  • Take it easy. (さよなら。)

 「ゆっくりしてね」「リラックスしてね」「休んでね」という意味です。


飲みに誘う

  • How about a drink? (一杯どうだね?)

 上司でも、気軽に話しかけられる仲であればこの表現でOKです。もちろんそういう上司ばかりではありませんね。そういった場合は、Would you like to join me for a drink?「よろしければ一杯いかがですか?」といった丁寧な言い方の方が適しています。


  • Why don't we go and get a drink? (よろしければ一杯やりに行きませんか?

 Why don't you……?=Let'sでもありますが、Why don't you……? は、その場で思い付いた場合によく使われる言い回しです。「そうだ! ご一緒にいかが?」といったニュアンスに近いでしょう。


  • Would you like to come along? (ご一緒にいかがですか?)

 come alongは「同伴する」「一緒に来る」という意味です。



 次回からはワンラックアップ編! 企画立案時によく使われる会話、フレーズから紹介していきます。

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