KDDIブースとW47Tを使ってテレビ電話──東芝ブースCEATEC JAPAN 2006(1/2 ページ)

» 2006年10月03日 17時15分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 CEATEC JAPAN 2006東芝ブースでは、液晶テレビ「REGZA」シリーズやハイビジョンレコーダー「VARDIA」、ノートPC「QOSMIO」シリーズ、デジタルオーディオプレーヤー「gigabeat」シリーズに加え、KDDIとソフトバンクモバイル向け携帯電話各種モデルの展示が行われている。

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 東芝が2006年秋冬モデルとして投入する、KDDI向けの「W47T」「DRAPE」「W45T」、ソフトバンクモバイル向けの秋冬モデル「910T」「811T」「810T」に加え、海外向けとなる「TS705」「TS608」「TS30」「Toshiba 809」なども紹介されている。東芝はNTTドコモ向けには端末を供給しないが、秋冬モデルとして開発した機種がKDDI、ソフトバンクモバイル合わせて6種類もあったのかと改めて驚かされる。

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au向け2006年秋冬モデル

photophoto 布のひだをイメージさせる滑らかに波打つボディが特徴の「DRAPE」

 au2006年秋冬モデル全般のトータルプロデュースを行うウォーターデザインスコープ代表 坂井直樹氏によるデザイナーズ端末が「DRAPE」。布のひだをイメージさせる滑らかに波打つボディとアールデコ様式をイメージした待受などの収録、そしてauの新サービスのほとんどに対応する高機能さが特徴。発売は2006年12月の予定。まだ動作する実機は用意されず、クリアケース内に収められていた。

photophoto テレビ電話にも対応する“全部入り”の「W47T」(左)。でかキー/でか文字などが特徴の簡単ケータイ「W45T」(右)

 「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」に対応する、いわゆる“全部入り”のテレビ電話対応機「W47T」。発売はDRAPEと同じく2006年12月。2006年秋冬モデルのテレビ電話対応機は、本機と兄弟機「DRAPE」のみで、DRAPEとW47Tは、形状や内蔵コンテンツ、EZ FeliCa対応か否か(W47Tが対応)以外はほぼ同じとなっている。双方「デコレーションメール機能」、「EZチャンネルプラス」、「EZニュースフラッシュ」、「LISMO」、「絵しゃべりメール」などの新サービスに対応する。会場では離れたホールにあるKDDIブースと、W47Tを用いたテレビ電話のデモが行われていた。テレビ電話サービスの開始は同機の発売時期と同じ12月を予定している(左)。

 一方の「W45T」は先日9月27日に発売された簡単ケータイ。ドーム形状のボタンや縦スクロール形式で操作できる簡単メニューなど、“使いやすさ”“見やすさ”などにこだわりを盛り込んだ。簡単ケータイといえど、324万画素カメラやLISMO、着うたフル、PCサイトビューアーなどのWIN端末ならではの多彩な機能を搭載するのも特徴の1つだ

photophotophoto ホール1の東芝ブースとホール4のKDDIブースとで行われた、W47Tによるテレビ電話のデモ。画質や動画の滑らかさ、遅延対策などのチューニングを煮詰めている最中とのことでややコマ落ち気味の通信だったが、FOMA同士でのテレビ電話と比べてもそれほど変わらない印象だった
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