写真で解説する「P703iμ」

» 2007年01月17日 14時46分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photophoto ステンレスボディの極薄端末「P703iμ」

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P703iμ」は、折りたたみ型3G(W-CDMA)端末では世界最薄(発表時)となるモデルだ。“μ”端末は703iで新たに登場した薄さにこだわるモデルで、P703iμと同時にNEC製の「N703iμ」が発表された。

 P703iμは、ステンレスボディに高剛性樹脂基板を組み合わせ、シートキーを採用するなど薄さだけでなく高い強度も同時に確保している。デザインは“ちょい悪”感を感じさせるもので、カラーはカーボンパターンのグラファイトブラック、鏡面加工されたクロムシルバー、深みのあるバーガンディレッドの3色を用意する。残念ながら、パナモバ端末の特徴であるワンプッシュオープンボタンは搭載しない。

 極薄モデルだが、2.2インチのQVGA液晶をメインディスプレイに、約0.4インチの1色STN液晶をサブディスプレイとして装備。カメラも1.3メガCMOSに加えて、インカメラに10万画素CMOSを用意するなど、トレンドスペックを押さえている。SD-Audio対応のミュージックプレーヤーも内蔵し、外部メモリはmicroSDを採用する。

photophoto P703iμのバーガンディレッド。カメラ部は一段高くなっており、横表示のサブディスプレイをレンズ下に配置する(左)。背面には充電台用の充電端子を備える

photophoto 端末を開いたところ。メインディスプレイは2.2インチのQVGA液晶。すぐ下(アウトカメラの裏側にあたる)にマクロ切り替えスイッチがある(左)。N703iμと違い、ひと目でそれと分かるシートキーは、ダイヤルキーの中央列が上にオフセットしたレイアウト。さらに、[テレビ電話]キーと[マルチ]キーを備える

photophoto 左側面にmicroSDスロットを用意する(左)。端子カバーはボディと同色だが素材の違いが目立ってしまう。右側面にはイヤフォン端子と[メモ/マナー]キー、[モード/ホーム]キーを配置する(右)

photophoto 端末のヒンジ部と先端部。ダイヤルキー側ボディ底面に充電端子を、ディスプレイ側ボディに赤外線端子を備える(左)。バーガンディレッドはブラックとのツートンカラーで、ヒンジ部は前面黒いカラーリング(右)

photophotophoto ワンプッシュボタンは非搭載(左)。サブディスプレイは液晶を採用しており、バックライトの消灯時でも表示内容を確認できる。サイドキーで明るく光る

photophotophoto メニュー画面(左)。プリインアプリとして、待受画像やメニューアイコンを一括で変更できる「ケータイコーディネーター」や脳トレ系のゲームを用意する。ロンドンのデザイン集団「TOMATO」によるオリジナルコンテンツを内蔵したほか、ケータイコーディネーターにより追加デザインのダウンロードが可能だ。カメラの撮影画面(右)。搭載するメインカメラは有効130万画素CMOSだ

 今回登場したμ端末は2機種だが、今後他メーカーからもμ端末が登場するのだろうか。ドコモは「企画端末でもり、今後については市場の反応による。スリム端末が求められているのは確実で、ニーズが多いようであれば他メーカーからの供給も考えられる」(説明員)と話しており、薄型にこだわった端末の選択肢が広がる可能性は高そうだ。

 また、三菱電機からは薄さ9.9ミリのストレート端末「D703i」が登場しているが、μシリーズではない。この点については、「『D703i』は同じくストレート端末だった『D702i』の後継であり、既存モデルを進化させたもの。新しく企画したP703iμとはアプローチが別う」(説明員)としている。

 2つのμ端末はともに、厚さが11.4ミリと同じであることや、幅・高さとも近いサイズになっている。NECとパナソニック モバイルコミュニケーションズの2社は協業関係にもあるため、共同開発された端末かと思われたが、そうではないようだ。

 「2社の協業はあくまでソフト開発に関わるもので、ハードウェアは各社独自の技術やノウハウを用いている。μシリーズは薄さだけでなく“普通の使いやすさ”も兼ね備える端末。持った際の使いやすさを考慮すると、幅や高さについては普遍的なサイズになる。厚さ寸法が一緒なのはまったくの偶然で、開発段階で知らされた時は非常に驚いた」(説明員)

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