ディスプレイやダイヤルキーなどのレイアウト、デザインは810Tと共通。ただし、いくつかの機能が省かれているため、カーソルキー周りのアイコンはすっきりしている。キーはそれぞれの中央部が突起した「ドームキー」を採用しているのもまったく同じである。
810Tや兄弟機811Tにあって812Tにない主なハード上の機能は、国際ローミング、ミュージックプレーヤー、赤外線通信。また、サービスとしては、「Y!」ボタンで接続するポータルサイトが812T発売と同時にスタートする「Yahoo!きっず」になる。着うた、着うたフル、S!アプリ、ストリーミング、S!GPSナビは利用可能だ。
メニューなどのGUIも810Tとほぼ同じ構成。ただデザインは子ども向けに変更されている。特にメインメニューは、男の子向け、女の子向けそれぞれにブルー系、ピンク系のデザインが選べ、さらに、それぞれが「メニュー1」「メニュー2」「メニュー3」と、利用を制限されている機能のアイコンを変えたパターンが用意されている。
もちろん、東芝製端末で人気の「くーまん」もしっかり812Tに住んでいる。待ち受け画面では気まぐれにフキダシで話しかけてくるのだが、「きけんをかんじたらぼうはんブザーをならすでふ」といったように、子ども向けのメッセージも追加されている。
さらに、子ども向けということで「ドラゴンボール」や「ワン・ピース」、「NARUTO」といった人気キャラクターの待ち受けFlashをプリインストール。ゲームも親子で遊べるものが入っている。
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ニーズに合わせた必要最低限のメニューを表示──「810T」
写真で解説する「810T」
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