春は「蒸着!」──春モデルのトレンドは、ピカピカのメタルケータイMobile Weekly Top10

» 2007年02月13日 20時18分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 1月中旬以降、順次発表された各ケータイキャリアの新端末が、店頭に並び始めた(記事1記事2記事3参照)。その数はなんと34機種。発表会の前後に登場した端末や、すでに発表済みながら発売されていなかったものも含めると、50機種に迫る数の端末が店頭に並ぶことになる。各キャリアとも1年で最大の商戦期となる春に向け、自信作を続々と市場に投入し始めている。

 そんな春モデルのラインアップを見ていて気付いたのが、メタル調のピカピカケータイが多数ラインアップされている点。一部ピカピカの「SH703i」も含めると、その数は8機種に上る。

端末名 キャリア ボディカラー 概要
D800iDS ドコモ シルバー 金属蒸着でピカピカに
P703iμ ドコモ クロムシルバー ステンレスボディにメタリックな輝き
SH703i ドコモ Pink、White、Black ハーフメタリックがアクセントに
W51K au(KDDI) ミラーオレンジ、メタルシルバー 高輝度カラー蒸着で高い質感に
812SH ソフトバンクモバイル メタルブルー、シルバー 蒸着の上に着色し、クリア塗装
813T ソフトバンクモバイル ピンク、シャンパンゴールド、ブルー、シルバー 蒸着の上にカラー塗装し、トップコート
706P ソフトバンクモバイル ミラーブルー アクリルパネルの上にスズを蒸着、表面にブルーを載せる
911T ソフトバンクモバイル シルバー スライドボディにメタリックな輝き
Photo ソフトバンクモバイルのメタリックケータイ
Photo ドコモのメタリックケータイ
Photo プレス写真では分かりにくいが、いずれも実際にはこのようにピカピカ。左がP703iμ、右が812SH

 2005年2月に初のメタリックケータイ「PENCK」をリリースしたKDDIは、メタル蒸着にカラーを載せた「W51K」を投入。ソフトバンクモバイルはなんと4機種8色がメタリックケータイだ。ソフトバンク向け携帯のメタリック処理は、ブルーのアクリルパネルの上にスズを蒸着して表面にブルーを載せた「706P」や、ギラギラではなくキラキラを表現したという「813T」、表面のクリアの着色を工夫して深みのある色や輝きを出した「812SH」など、メーカーがそれぞれに工夫を凝らしている。

 2007年春夏のファッションは、60年代回帰の傾向があるといい、その素材にはビニールや金属など近未来風の素材が多用されているという。春モデルのメタリックケータイは、そんな最新ファッションにもぴったりマッチしそうだ。

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