ソフトバンクモバイルの2007年春モデル14機種58色(1月25日の記事参照)のうち、法人専用モデルである「813SH for Biz」「X01NK」を除いた12機種──「911T」「812SH」「813SH」「812T」「813T」「805SC」「708SC」「707SC II」「706P」「706N」「ホークスケータイ(812SH)」「707SCスワロフスキー・クリスタル・バージョン」の人気を調べた、今回のITmedia +D Voice。早速結果を見ていこう。
ソフトバンクの春モデルでは唯一のハイエンド機となる東芝製の911Tが、圧倒的大差で1位を獲得した。911Tはワンセグ、3インチのワイドVGA(480×800ピクセル)液晶、A2DP対応のBluetooth、1Gバイトの内蔵メモリ、手ブレ補正機能付きの320万画素AFカメラ、S!FeliCaなど、“ほぼ全部入り”とも言える端末だ。
先日掲載にしたauの2007年春モデルでは東芝製の「W52T」がトップを飾ったが、高機能な端末はやはり人気のようだ。W52Tは厚さ22ミリだが、911Tは17.9ミリと、高機能な割に薄型化を実現している点も、ユーザーに高く評価されたと見られる。
911T以外で唯一2ケタ──12%の支持を得たのが“PANTONEケータイ”こと812SH。その名の通り、カラーチャートでおなじみのPANTONEとのコラボレーションモデルで、1機種20色展開というかつてない色展開で注目を集めた格好だ。
“これ”という目新しい機能はないものの、端末を閉じたままでもメールを読める「メール即読ボタン」に加え、ダイヤルキー部分に押しやすいアークリッジキー、手になじみやすいラウンドフォルムを採用するなど、使いやすさを追求したモデルとなっている。
ワンセグ、HSDPAに対応するサムスン電子製の805SCは2%と振るわなかった。ワンセグ対応機ながら、厚さ13.5ミリを実現した超薄型モデルだが、細かいスペックなどが公開されなかったことが、票の伸び悩みにつながったと考えられる。
- 写真で解説する「911T」
“全部入り”……なのに「薄い」──auの「W52T」と同じく“全部入り”のフル装備が特徴の東芝製端末「911T」。ワンセグ+大画面+スリム+スクエア+鮮やかな色など、昨今のケータイのトレンドが凝縮されている。
- 写真で解説する「812SH」「813SH」
PANTONEとのコラボにより、世界初となる1機種20色を展開するファッショナブルな「812SH」。カメラ非搭載のビジネス向け端末「813SH」。ターゲットは大きく異なるであろう両端末だが、実は兄弟機。基本仕様はほぼ同じだ。
- 写真で解説する“コドモバイル”「812T」
最近、子どもの防犯への関心が高まるにつれて、子どもの防犯に役立つ機能を搭載した子ども向けのケータイが続々登場している。“コドモバイル”「812T」はソフトバンクモバイル初の子ども向け携帯電話だ。
- 写真で解説する「813T」
東芝製の「813T」は、30〜40代をターゲットに作られた“4番目の81xT”。シニア層向けの「810T」、音楽にこだわる10〜20代向けの「811T」、子ども向けの“コドモバイル”「812T」とこの813Tで、81xTシリーズはすべての世代をカバーする。
- 写真で解説する「708SC」
ストレートモデルの端末では世界最薄となる厚さ約8.4ミリを実現した「708SC」。胸ポケットに完全に収まるように、ランドエスケープ型液晶と名付けられた横長の液晶を搭載するなど、これまでにない端末に仕上がっている。
- 写真で解説する「706P」
昨年の秋冬モデルで好評だった「705P」の後継機として登場するのがパナソニック モバイル製の「706P」。……後継機というよりスペックや機能は705Pとほぼ同様のため“兄弟機”というべきなのか。
- ポケットサイズのワンセグ対応HSDPA端末──「805SC」
ソフトバンクのサムスン製端末としては、初めてワンセグに対応する「805SC」。HSDPA対応に加え、ワンセグアンテナを内蔵し厚さ13.5ミリという薄さを誇る。
- 薄さ11.9ミリの「XS 707SC」がHSDPAに対応──「707SC II」
アクオスケータイ2nd modelとともに鮮烈なデビューを飾った薄型折りたたみ端末「XS 707SC」がマイナーチェンジし、HSDPA対応を果たした。
- 高級感あふれるミラー仕上げのボディ──「706N」
滑らかで高級感のあるボディが特徴のNEC製3G端末が「706N」。前モデルの特徴を引き継ぎ、さらにキーイルミネーションの追加や3Gお天気アイコン、デル文字表示などをサポートした。
- QWERTYキーと無線LANを搭載した法人専用ストレート端末──「X01NK」
2006年秋に開発発表があったノキアの「E61」をベースにしたビジネス端末がいよいよ登場する。法人専用モデルとなるため、法人契約でないと入手はできないようだ。
- ワンセグ、世界最薄、HSDPA、20色展開など14機種58色──ソフトバンクの春モデル
ソフトバンクモバイルは春商戦向けの2007年春モデル14機種58色を発表。20色展開する“PANTONEケータイ”や、HSDPA対応の全部入りスライド端末のほか、コドモバイルや薄さ“8.4ミリ”のストレート端末などが登場した。
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