今回のITmedia +D Voiceでは、「MEDIA SKIN 」「W52T 」「アクオスケータイ W51SH 」「W51CA 」「W51SA 」「W51K 」「W51H 」「W51T 」「W51P 」「W51S 」──auの2007年春モデル10機種の人気を調べた。ITmedeia 読者の支持を得たのはどの端末か? 結果を見ていこう。
(集計期間:1月16日〜3月11日)
“ほぼ全部入り”のW52Tが、全体の25%で1位を獲得。2位にはW52Tとわずか2%の差で“ペンギンケータイ”ことW51CAが入った。
スライドボディを採用し、携帯最大級となるワイドVGA(480×800ピクセル)対応の3インチ液晶を備えた東芝製のW52Tは、ワンセグ、デジタルラジオ、オートフォーカス+手ブレ補正機能付きの有効324万画素カメラ、1Gバイトの内蔵メモリ、EZ FeliCaなど、同社製端末らしい高機能さが特徴だ。auの2007年春モデルでは唯一、Bluetoothに対応したのも人気の要因の1つと考えられる。
カシオ製のW51CAは、「W41CA 」と同じ回転2軸ボディを採用。同社製端末としては初めてワンセグ機能を搭載し、au春モデルラインアップの中では最長となる約5時間30分の連続視聴時間を誇る。“ペンギンケータイ”という名前の由来ともなった「アデリーペンギン」のキャラクターコンテンツも充実しており、改めて人気の高さを見せつけた。
au design projectのコンセプトモデルを製品化した京セラ製のMEDIA SKINは、デザイナーズケータイではあるものの、メインディスプレイに鉛筆硬度9Hの固さを持つ強化ガラスに覆われたQVGA(240×320ピクセル)対応の26万色2.4インチ有機ELディスプレイを採用し、ワンセグ、EZ FeliCa、PCサイトビューアー、タスク機能などを搭載するなど、見た目だけでなく多彩な機能が魅力。12%の支持を得て堂々の3位を獲得した。
“アクオスケータイ”ことシャープ製のW51SHは4位。10機種中4番目であると考えれば悪くはないが、ソフトバンクモバイルでの人気は言わずもがな、NTTドコモの2006年冬モデルの調査結果(1月18日の記事参照 )でもダントツの1位を獲得したアクオスケータイとはいえ、auユーザーにはまだあまりなじみのないシャープ製端末が容易に首位を取れるほど、甘くはなかったということか。ワンセグ対応機が多かったことや、同じ3インチ液晶でもワイドVGA表示対応のW52Tがあったことなどが、苦戦した要因と考えられる。
ワンセグ7機種、デザインコンセプトモデルなど10機種──auの春モデル
KDDIは春商戦向けモデルとなるauの2007年春モデル10機種を発表。ワンセグ端末は7機種、FeliCa対応端末は8機種。au design projectのコンセプトモデルを製品化した「MEDIA SKIN」、シャープの“アクオスケータイ”、初のパナソニック モバイル製WIN端末も登場する。
写真で解説する「MEDIA SKIN」
「メディアの皮膚」という名の携帯──INFOBARやtalbyなどを生み出したau design projectのコンセプトモデルが製品化されたデザイン携帯、それが「MEDIA SKIN」だ。
写真で解説する「W52T」
「メディアが活きるハイスペックケータイ」──3インチのワイドVGA液晶にデジタル放送、Bluetooth、EZ FeliCa、1Gバイト内蔵メモリなどを搭載する東芝製「W52T」。“ほぼ全部入り”という構成に惹かれるハイエンド端末として登場する。
写真で解説するアクオスケータイ「W51SH」
携帯電話の操作性はそのままに、ディスプレイだけを横に回転させる独自のサイクロイド機構を採用した“アクオスケータイ”がauにも登場した。「W41SH」で好評を博した操作性とワンセグ視聴機能が融合されている。
写真で解説する「W51CA」
“「W41CA」を2007年春モデルとしてリメイクした”──今回のカシオ計算機製WIN端末「W51CA」は、名作とも言うべきW41CAの長所に、連続5時間30分視聴可能なワンセグ機能を搭載したフルスペックモデルだ。
写真で解説する「W51SA」
「W51SA」は三洋電機のワンセグケータイ最新モデル。ワンセグや着うたフルなど、さまざまなコンテンツを1Gバイトの大容量内蔵メモリーに保存できるのが特徴だ。
写真で解説する「W51K」
回転2軸型ボディを採用した京セラ製端末「W51K」。キラキラのメタリック調ボディに加え、ヒンジの操作ボタンで軽快な操作性を実現。映像や音楽をアクティブに楽しめる端末となっている。
写真で解説する「W51H」
「まるでPCのように」──このようなテーマで、大画面&高精細の液晶と、新たな操作方法を採用した日立製作所製端末が「W51H」。PCサイト/ドキュメントビューアーや地図表示、カメラなど、ワイドVGA表示に対応する2.9インチのIPS液晶を存分にいかした機能を搭載する。
写真で解説する「W51T」
ワンセグを気軽に楽しめる普及機という位置づけの「W51T」。デジタルラジオ対応、3.2メガAFカメラ搭載など、多数の機能を盛り込みながらもゴテゴテせず、コンパクトで手になじみやすい端末だ。
写真で解説する「W51P」
“二重奏のように”──エレガント&シンプル、2つの顔で上品さを演出するパナソニック モバイル初のWIN端末が「W51P」。“P”端末でおなじみのワンプッシュオープンや“ヒカリ”演出に加え、2.6インチWQVGA液晶やEZ FeliCa機能などを搭載する。
写真で解説する「W51S」
「すべてのあなたに美しいケータイ」──ソニー・エリクソン・モバイル製の「W51S」は、シンプルでスクエア、スリムな筐体に美的なイメージと高画質・高音質を盛り込んだ、W43Sの後継機として登場する。
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