auは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W51S」、カシオ計算機製の「W51CA」、京セラ製の「W44K」の売れ筋トップ3が依然好調。そのほかの、ランキングの顔ぶれも大きく変わらない。
今週22日、auの2007年夏商戦向けモデル15機種が発表された。EXILIMやウォークマンブランドを冠した端末や防水、薄型、ワンセグ、スライド、1Xなど、今回もバラエティに富む端末を多数投入。6月上旬以降から順次発売する予定としている。
それにともない、現行機種の2007年春モデルが軒並み値下げされている。前回はAQUOSケータイやMEDIA SKIN、W52T以外の機種が新規「1円」になっていたが、5月25日現在はこれらも含めて1円になった店舗を多く見かけた。つまり現在販売中のau端末は全部新規1円。ワンセグや有機EL、ワイドVGA液晶、1Gバイトメモリなどを搭載する高機能端末も1円とは……ドコモ向け端末と比べると、やはり安さが際だっている(例えば、量販店などで安価に購入する場合は年割りなどいくつかのオプションプランへの加入もセットになることが多いが、その条件は量販店単位で比較するとドコモもauも大きく変わらない)。全キャリアの端末を展示する家電量販店の携帯コーナーでは、なおさらだ。
新機種の登場まで待つか、安価になった現行機種をお得に購入するか、auもドコモと同じく悩ましい時期が訪れている。
auと同日、今週22日に2007年夏商戦向けモデル13機種を発表したソフトバンクモバイル。ランキングの顔ぶれは変わらず、順位にもほぼ変動がない状況となっている。
今回は、首位にシャープ製の「705SH」、続いてワンセグ搭載の「911SH」、東芝製の「911T」がランクインした。
ところで、この夏商戦向けモデル13機種のうち、シャープが6機種、東芝が4機種もの端末を用意する。現在も両社の端末だけでランキングの9割を占めるが、これら新機種が発売されるとその顔ぶれはどのように変わるだろうか。
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