OMNIAに搭載するアプリケーションも、タッチ操作に適するものを多数用意する。
例えばフォトアルバム「Media Album」。画像をダブルタップすることで全画面表示できるほか、画面右の矢印を指先でなぞると画面の拡大/縮小といった操作が容易に行える。メディアプレーヤーの「Touch Player」は、操作ボタンが指先で操作しやすいよう大きめのサイズになっており、メディアファイルも指先で直感的に操作しながら探せる。
もちろんWindows Mobileの標準アプリも基本的にはすべてタッチ操作に対応するが、OMNIA用に開発されたアプリは指先でも操作しやすいよう、特にUIが最適化されている。
さて、全面タッチパネルディスプレイを搭載し、独自のタッチパネルUIも備えるOMNIAは、何かとiPhone 3Gと比較されがちではある。開発者は「ターゲットも開発思想も異なる」と述べているが、どう感じるかは実際に使ってみないと分からない。次回は、筆者が実際に購入したこのOMNIAと現地版iPhone 3G、2機種を同時に使い比べて何が違うか──を試してみたい。
(続く)
Samsung「OMNIA」ファーストインプレッション
インタビュー:「iPhone」とはターゲットも開発思想も異なる――Samsungの「OMNIA」が生まれるまで
“すべてを搭載する”Windows Mobileスマートフォン──Samsung電子の「OMNIA」登場
Samsung電子のタッチパネル携帯「OMNIA」、ソフトバンクモバイルから年内発売か
「OMNIA」から「Secret」まで話題のケータイ続々――韓国「World IT Show 2008」リポート(前編)
CommunicAsia 2008:大盛況の「OMNIA」展示、スタイリッシュな新モデルも――Samsung電子ブースCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.