グループ名 | 2009年3月純増数 | 累計(携帯シェア) |
---|---|---|
NTTドコモ | 27万8200 2in1:1100 |
5460万0700(50.8%) 2in1:45万9300 |
KDDI | 22万3100 | 3084万2800(28.7%) |
ソフトバンクモバイル | 38万1700 ダブルナンバー:2700 |
2063万2900(19.2%) ダブルナンバー:1万5400 |
イー・モバイル | 12万1900 | 141万0200(1.3%) |
携帯総計 | 100万4900 | 1億748万6600 |
電気通信事業者協会(TCA)が4月7日、2009年3月末の携帯・PHS契約数を発表した。春商戦本番の3月は、携帯電話の純増が100万4900件となり、携帯キャリアがそろって10万単位で契約数を伸ばした。PHSも6100の純増を記録し、携帯・PHSの累計契約数は1億1205万となった。
各キャリアごとの純増数を見ると、38万1700契約を獲得したソフトバンクモバイルがトップとなり、連続23カ月首位を守った。2位は27万8200契約のドコモで、22万3100契約のKDDIがこれに続く。なお、大手3キャリアが20万超えの純増となる中、ラインアップの多くがデータ通信端末であるイー・モバイルは、前月より2万5400件多い12万1900の純増にとどまった。
MNP利用状況 | 差し引き |
---|---|
NTTドコモ | −3万9100 |
KDDI | 5600 |
ソフトバンクモバイル | 3万3400 |
イー・モバイル | 0 |
番号ポータビリティは、1年で最大の商戦期ということもあって利用が活性化。ソフトバンクモバイルが3万3400、KDDIが5600の転入超となった。ドコモは3万9100の転出超過で、イー・モバイルは差し引き0だった。
2009年3月純増 | 累計 | |
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・システム別 | ||
NTTドコモ(W-CDMA) | 75万1200 | 4904万0300 |
NTTドコモ(PDC) | −47万3000 | 556万0400 |
au(CDMA2000 1x) | 23万6000 | 3052万7200 |
au(cdmaOne) | −12900 | 31万5600 |
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) | 62万9800 | 1865万3600 |
ソフトバンクモバイル(PDC) | −24万8100 | 197万9300 |
イー・モバイル(W-CDMA) | 12万1900 | 141万0200 |
・プリペイド契約 | ||
NTTドコモ | −100 | 3万8200 |
au | -7000 | 43万8400 |
ソフトバンクモバイル | −1万5000 | 103万8300 |
イー・モバイル | 2700 | 2万6000 |
合計 | −1万9400 | 154万0900 |
・通信モジュール | ||
NTTドコモ | −2万1100 | 152万6700 |
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) | 7700 | 92万2800 |
ソフトバンクモバイル | 24100 | 5万6200 |
合計 | 1万0700 | 250万5700 |
・IP接続サービス | ||
iモード(NTTドコモ) | 23万2700 | 4847万4100 |
EZweb(KDDI) | 21万3000 | 2619万0300 |
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) | 27万2400 | 1646万4900 |
EMnet(イー・モバイル) | 1300 | 5万5400 |
合計 | 71万9400 | 9118万4700 |
グループ名 | 2009年3月純増 | 累計 |
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ウィルコム | 6100 | 456万3400 |
PHS総計 | 6100 | 456万3400 |
ウィルコムのPHS契約数は6100の純増を記録したが、その数は2月の8300を下回る結果となっている。なお、ウィルコムは3月分から、ドコモのFOMA回線を利用した「WILLCOM CORE 3G」の契約数も明らかにしており、2600契約を獲得。PHSの契約数と合わせて8700契約を獲得したことになる。ただ、TCAの発表した契約数の中では、WILLCOM CORE 3Gの2600契約はドコモの契約数に含まれている。
2008年度のMNP利用状況 | 差し引き |
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NTTドコモ | −33万3700 |
KDDI | 5万6500(au単体、KDDI全体では5万6200) |
ソフトバンクモバイル | 27万3200 |
イー・モバイル | 4200 |
TCAは、2009年3月の契約数公開に合わせて、2008年度の契約数も公表。2008年4月から2009年3月までの携帯・PHSの純増数は471万200となったが、500万を割り込む結果となった。うちわけは携帯電話が476万2100の純増で、PHSが5万1900の純減。また、2008年度のキャリア別の番号ポータビリティによる転入・転出は、ドコモのみが転出超過で33万3700のマイナスを記録した。その他のキャリアは、KDDIが5万6500(au単体の場合、KDDI全体では5万6200)、ソフトバンクモバイルが27万3200、イー・モバイルが4200の転入超過となった。
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