シャープの「SH-06A」は、デジカメケータイとしての新ブランド「AQUOS SHOT」を冠し、コンパクトデジタルカメラに迫る高画質なカメラ機能を追求した回転2軸型の端末。シャープの技術の粋を集めた、国内最高峰の10MピクセルCCDを搭載する。
10MピクセルのCCDは、今のところシャープ製端末だけが採用するイメージセンサー。「SH-01A」や「SH-03A」で搭載していた8MピクセルのCCDから、さらに高画素化を図った。ソフトウェアによる手ブレ補正機能も備え、画像処理エンジン「ProPix」も機能を強化。CCDならではの高感度撮影では、ISO12800相当という、ろうそくの明かりでも十分明るい写真が撮れるモードも用意した。長時間露光や高輝度LEDフラッシュなど、コンパクトデジカメのような撮影機能も備える。自分撮り用に、43万画素のインカメラも搭載した。
レンズは28ミリ相当で、一度ピントを合わせた被写体を自動追尾する「チェイスフォーカス」機能や、笑顔になると自動でシャッターを切る「笑顔フォーカスシャッター」、顔を検出するとシャッターを切る「振り向きシャッター」など、便利な機能を備える。被写体に合わせて自動で最適なモードに設定する「シーン自動認識」機能を利用すれば、シャッターを押すだけで手軽にきれいな写真が撮れる。
AQUOSハイビジョンレコーダーとUSBケーブルを介して接続することで、レコーダーに録画した番組を、640×360ピクセル/30フレーム/秒でケータイに転送できる連携機能も利用可能だ。
ディスプレイは3.3インチのタッチパネル搭載液晶で、解像度はフルワイドVGA(480×854ピクセル)。ディスプレイを表にして折りたたんだビュワーポジションにすると、タッチ操作が行える。またカーナビ連携機能「フォトリモ@ナビ」をサポートしたほか、プレゼンテーション中にページ送りなどができるプレゼンサポーターアプリも搭載。有料サービスの音声入力メール(月額210円)も利用できる。
なおドコモは、このSH-06Aをベースにした「ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV」も開発中であることを明らかにしている。発売は6〜7月の予定だ。
機種名 | SH-06A |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×111×19.9(最薄部16)ミリ |
重さ | 約135グラム |
連続通話時間 | 3G:約190分、GSM:約160分 |
連続待受時間 | 3G:約460時間、GSM:約220時間 |
アウトカメラ | AF/顔認識/手ブレ補正付き有効1000万画素CCD |
インカメラ | 有効43万画素CMOS |
外部メモリ | microSD(最大2Gバイト)、microSDHC(最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチ フルワイドVGA(480×854ピクセル) 1677万色NewモバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | 0.8インチ(39×96ピクセル) 有機EL |
主な機能 | ワンセグ、おサイフケータイ、FLV、WMV、WORLD WING(W-CDMA&GSM)、FOMAハイスピード(7.2Mbps)、iコンシェル、iウィジェット、マチキャラ、ドキュメントビューア(Word、Excel、PowerPoint、PDF)、Bluetooth、iアプリタッチ、GPS、フルブラウザ ほか |
ボディカラー | Red、Black、White |
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