NTTドコモは5月19日、ヱヴァンゲリヲンケータイ「SH-06A NERV」を発表した。今夏公開の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」にも登場する、NERV官給品仕様のデザインを採用し、リアリティーを追求したメニュー画面やヱヴァンゲリヲン新劇場版の世界観を再現するコンテンツを用意した。
SH-06A NERVの販売台数は3万台限定。ドコモショップでは全国で2万台を用意し、事前予約制で販売する。6月5日から15日の間に予約を受け付け販売開始日から商品を渡す。予約できるのは1契約につき1台。また、量販店や一般販売店、ドコモオンラインショップでは、1万台を発売日から通常の方法で販売する。
ベースモデルはPRIMEシリーズのシャープ製端末「SH-06A」で、10MピクセルのCCDカメラや高輝度LEDフラッシュ、タッチパネル対応の3.3インチフルワイドVGA液晶など、基本仕様は共通だが、映画のためにデザインしたNERVの官給品仕様ということで、端末本題だけでなく、付属品やパッケージまで庵野秀明監督とスタジオカラーがデザインに参加し、全面監修しているのが特徴だ。映画の中でもキャラクターがこのケータイを実際に使用する。
色は官給品らしくマットな手触りの塗装とし、もちろんNERVロゴのホログラム入り。キーの文字やサブディスプレイの表示色、時計のフォントまでこだわってデザインしたという。メニューやマチキャラなどの内蔵コンテンツはリアリティを追求し、実際にありそうなものにしたほか、貞本義行氏の作画素材を使用したダイレクトメニュー、待受画面、発着新画面を内蔵。そのほかにもヱヴァンゲリヲン新劇場版にまつわるデコメ絵文字やデコメピクチャ、カメラフレーム、電卓画面、マチキャラといったコンテンツを多数プリインストールした。オリジナル声優がこの端末のために録音したオリジナル着ボイスも収録している。
また独自のiウィジェット「ヱヴァ・ウォッチ&タイマー」やNERV仕様のひつじのしつじくんなど、ドコモのサービスやコンテンツもNERVバージョンに仕立てられている。
端末本体だけでなく、オリジナルデザインの「スタンド機能付き専用キャリングケース(FRAME HOLDER 01)」や、映画の前売り券から続くベアブリックシリーズの第4弾、「50%BE@RBRICK」も同梱するなど、ファンにはたまらない仕様。パッケージもNERV調達品としてデザインされている。
| 機種名 | SH-06A NERV |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×111×19.9(最薄部16)ミリ |
| 重さ | 約135グラム |
| 連続通話時間 | 3G:約190分、GSM:約160分 |
| 連続待受時間 | 3G:約460時間、GSM:約220時間 |
| アウトカメラ | AF/顔認識/手ブレ補正付き有効1000万画素CCD |
| インカメラ | 有効43万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSD(最大2Gバイト)、microSDHC(最大16Gバイト) |
| メインディスプレイ | 約3.3インチ フルワイドVGA(480×854ピクセル) 1677万色NewモバイルASV液晶 |
| サブディスプレイ | 0.8インチ(39×96ピクセル) 有機EL |
| 主な機能 | ワンセグ、おサイフケータイ、FLV、WMV、WORLD WING(W-CDMA&GSM)、FOMAハイスピード(7.2Mbps)、iコンシェル、iウィジェット、マチキャラ、ドキュメントビューア(Word、Excel、PowerPoint、PDF)、Bluetooth、iアプリタッチ、GPS、フルブラウザ ほか |
| ボディカラー | NERV |
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