旧iPhone分割払いユーザー向け――いったいどう買えば新iPhoneはお安くなるの?:3分LifeHacking

» 2009年06月11日 19時50分 公開
[杉村啓,Business Media 誠]
iPhone 3G S iPhone 3G S

 先日発表されたiPhone 3G Sは非常に魅力的だ。iPhone 3Gユーザーでもある筆者はあの発表以来ずーっとiPhone 3G Sのことを考え続けているといっても過言ではない。もう買うか買わないかが問題なのではない。どうやって手に入れるか、どこに並びに行くかが問題なのだ。読者諸氏にもそういう人がいるのではないだろうか。

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 ソフトバンクから料金プランも発表され、後は購入計画と資金を捻出(ねんしゅつ)するだけの段階に入りつつある。だが、ここに1つ問題が発生した。それは、前のiPhone 3Gの分割支払金をまだ支払い終えていないのだ。

 筆者はiPhone 3Gを発売日にソフトバンクショップで買ったが、このときは一括払いができなかった(多分、地元のお店の第一号の客だったので、ショップ側も混乱していたせいだと思う)。そんなわけで分割支払金が残っているのだ。調べてみると、その額なんと5万400円。これは16Gバイトモデルを発売日に買った人の残額になる。

 そうなると、この残金を一括で支払うのがいいのか、それともこれはそのまま置いておいた方がいいのか、どちらの方が結局お得なのか非常に難しいことになる。というのも、特別割引(月月割、旧スーパーボーナス特別割引)が月に1920円あるので、このまま一括残金を支払わないで分割支払金を払い続ける方が本体代金は安くなるからだ。その代わり、ホワイトプランやパケット定額プランのお金を払い続けなくてはならないのだ。

塩漬けにするか、機種変更するか――それが問題だ

 というわけで、あまりにも複雑になっているiPhone 3G Sをどのように買うといくらぐらいになるのかを試算してみたい。ひとまず、iPhone 3Gの発売日に分割で買った人がiPhone 3G Sを発売日に買う時どのようにするとトータルでいくら支払うことになるのか――をできるだけ分かりやすくしてみた。今回計算に使ったのは、もっとも多いと思われるiPhone 3GをそのままにiPhone 3G Sを新規契約(iPhone for everybodyキャンペーン適用で購入)するのと、iPhone 3Gの残金を全て支払ってiPhone 3G Sに機種変更するのと2つの方法になる。

 なお、iPhone 3GはそのままでiPhone 3G Sを新規に購入すると、新規契約ということで電話番号やメールアドレスも変わってくる。できればこれも従来の番号などのままで行きたいところだ。そのため、iPhone 3GのSIMをiPhone 3G Sに入れ替え、そのままiPhone 3G SのSIMをiPhone 3Gに入れ替えるという方法を考えてみた。このiPhone 3G SのSIM入りiPhone 3Gでは全く通信などを使わないようにして置いておき、最低料金だけを払い続けるのだ。本原稿ではこれを「塩漬け運用」プランと呼ぶことにする。

 今回は4つの表を用意してみた。iPhone 3Gの8Gバイトモデルを使っている人がiPhone 3G Sの16Gバイトモデルを購入した場合、塩漬け運用をしたものと、残金を支払って機種変更したもの。それからiPhone 3Gの16Gバイトモデルを使っている人がiPhone 3G Sの32Gバイトモデルを購入した場合。こちらもそれぞれ塩漬け運用、残金を支払って機種変更したパターンである。それぞれについて、毎月の金額と、トータルでかかる金額を示した。

 もちろんこの計算は、iPhone 3GとiPhone 3G SのSIMを交換して使えることが前提だったりする。さらに言うと、新規価格でiPhone 3G Sの買い増しができることが前提だ。もしかしたら今後のソフトバンクの発表次第では買い増しができなくなったり、機種変更価格が変わって来たりするかもしれない。また、この表はあくまで最低限の金額だけで通話料などは含まれていないのでご了承いただきたい。

2010年8月まで(※編集部注)2009年6月のホワイトプランとベーシックパックなどの基本使用料は日割り計算。塩漬けプランよりも機種変プランのほうが1カ月分安くなる

2011年7月まで(※編集部注)2009年6月のホワイトプランとベーシックパックなどの基本使用料は日割り計算。塩漬けプランよりも機種変プランのほうが1カ月分安くなる

 では、表を見てほしい。2010年8月までの表と2011年7月までの表があるのは、恐らく2010年にまた新しいiPhoneが出ると予想しているからだ。今回新規に契約する塩漬け運用側の分割支払金を支払い終える2011年7月までの方がより正確なトータル支払金額になる。

 ポイントになるのは、iPhone 3Gの機種代を支払い始める、つまりは割賦開始が2008年9月から適用されているところと、2009年5月にキャンペーンを適用している点だ。キャンペーンに遅く加入して、6月から開始になった場合はその分少しだけ誤差が出ることに注意してほしい。

 なお、2月に始まったiPhone for everybodyキャンペーンを適用してiPhone 3Gの新規ユーザーになった人もいるはず。ソフトバンクによれば、新スーパーボーナス適用後6カ月以内のユーザーがiPhone 3GからiPhone 3G Sに機種変更すると、iPhone 3Gで割引されていた月月割分の割引が適用されなくなるので注意が必要だ。ちなみにソフトバンクでは割賦にしろ一括にしろ5回線まで所有できる。

基本的には残金を支払って機種変更をした方がお得

 それぞれ見てみると、塩漬け運用と残金払い機種変更だと約3〜4万円もの差が出ることが分かった。基本的には残金を支払って機種変更をした方がお得と言えるだろう。特に、iPhone 3Gの8GバイトモデルからiPhone 3G Sの16Gバイトモデルにする時には、残金を払って機種変更した方が4万円もお得になる計算だ。

 なお、iPhone 3G Sを新規で一括購入したい人は、購入時に32Gバイトモデルで6万9120円(分割金2880円×24)、16Gバイトモデルで5万7600円(同2400円×24)が必要になる。月々の支払いで1920円が引かれることになるので、実質の負担額は少なくなるが、店頭ではそれなりの額を支払うことになるので注意しよう。

 6/12 18:00 記事修正 初出時「ソフトバンクによれば、基本的に買い増しに制限はないが」とありましたが、その後の追加取材によって買い増し自体はできるが、新スーパーボーナスの適用を受けられない可能性があることが分かりましたので、追記いたしました。また、「新規価格でiPhone 3G Sの買い増しができることが前提」を含む段落を記事前半に入れ替えました。

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