電子情報技術産業協会(JEITA)は7月8日、2009年5月度の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。累計出荷台数は268万7000で、4月の193万台に比べると回復したものの前年同月の350万台には届かなかった。前年同月比は76.8%で11カ月連続マイナスとなった。
5月度の携帯電話出荷台数は260万5000台(前年同月比77.7%)、PHS出荷台数は8万2000台(前年同月比54.7%)とともに11カ月連続マイナスを記録。ワンセグ対応モデルの出荷台数は前年同月比102.0%の221万6000台と、5カ月ぶりにプラスに転じた。ワンセグ搭載率は85.1%となり、ほぼ標準機能として定着したといえそうだ。なお、統計開始以来のワンセグ搭載モデルの累計出荷台数は5928万3000台で、6000万台突破が間近に迫っている。
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