世界50カ国、22の直営店舗を経営しているVertuは、2009年2月に「Vertu銀座フラッグシップストア」をオープンし、日本でVERTU端末の販売を開始した。これまで発売された主なモデルは「シグネチャー(Signature)」「アセント・ティー・アイ(Ascent Ti)」「アセント・ティー・アイ・フェラーリ(Ascent Ti Ferrari)」の3機種。6月1日には「アセント・ティー・アイ ダマスカス スチール」を、日本を含む世界限定100台で発売した。
Vertu 日本事業プレジデントの伴陽一郎氏は「アセント・ティー・アイ カーボンファイバーも、素材とデザインを重視したモデル。このような新製品を発表できたことは、Vertuがこれからますます日本の皆様に支持されていく1つの要素になる」と自信を見せた。
Vertuが2009年2月に銀座の旗艦店をオープンしてから5カ月が経とうとしている。ユーザーからはどのような反響を得ているのだろうか。「Vertuが日本に上陸した当初は、皆さん『何だろう』と思った方が多かっただろうが、現在は認知度が上がり、何度も来店するお客さん(リピーター)も多い」と伴氏は手応えを感じている。客層は30〜40代の男性が多く、飛び込みで来店してそのまま買う人もいるそうだ。
Vertuの主要(売れ筋)モデルはシグネチャーとアセント・ティー・アイだが、アセント・ティー・アイの「フェラーリ」モデルも人気があるようだ。さらに、「Vertuはチャレンジングな事業なので、新製品もコンスタントに投入していく」と伴氏は意欲を見せる。
あわせて、シグネチャーをはじめとする既存モデルのマイナーチェンジバージョンが登場する可能性もあるという。「シグネチャーのデザインは完成されているので、このデザインを引き継ぎながら展開したい。基本的に(シグネチャーの)メジャーチェンジはない」(同)。
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