「G'zOne W62CA」はCAモデル初のKCP+対応機ということもあり、これまでのカシオ製端末とは違う仕様に戸惑ったユーザーも多いだろう。その1つとして、メニュー関連のフォントが細く、見にくくなったことが挙げられる。「G'zOne CA002」では、このフォントも“もっさり感”と同様に改良されており、より太く読みやすくなった。
機能設定メニュー一覧。左が「W62CA」、右が「CA002」。写真ではやや露出オーバー気味なのでW62CAでもあまり見にくく感じないが、実際の画面はこの写真より細く見える。CA002ではW62CAの書体をそのまま太くしたゴシック系のフォントを使っており、見やすくなった

フォントの大きさは5段階から選べる。W62CAでは最も大きい「でか文字」にするとやや太い文字になるが、それ以下の4段階ではいずれも細いフォントのまま。そのため、標準的な「やや大」「中」では太いフォントを使ったCA002の方が見やすいメニュー関連のフォントと同様、W62CAは入力文字のフォントも細くてやや見にくい。入力文字は最大で「でか文字」に設定できるが、太さは細いままだ。変換候補一覧の文字サイズは、入力文字のサイズを変更しても「中」相当で、ごく薄いグレー地に黒文字で表示される。
CA002では、入力文字と変換候補のフォントも改良されており、文字サイズや配色は同じものの、フォントが太くなり見やすくなっている。
メール作成画面で画面下半分に表示される予測変換候補一覧。左がW62CAで右がCA002。W62CAでは入力文字サイズを変更しても予測変換候補の文字サイズは変わらない。CA002でもこの点は同じだが、フォントが太くなり見やすくなった。W62CAはG'zOne シリーズ伝統の「サークルディスプレイプロテクション」のデザインをサブディスプレイから外し、新たに電子ペーパーをサブディスプレイに採用した。CA002はこのサブディスプレイを踏襲しており、約1.1インチ128セグメントの電子ペーパーが常時表示。開閉時やサイドキーの操作で白いバックライトが点灯する。
このサブディスプレイには通常、電波強度とバッテリー残量、時計が表示される。時計はサイドキーを押すと「秒」が現れる。この秒の部分には、音声着信とメール着信があった場合にアイコンが出る。アイコンは1つしか表示できないので、後から着信した方が表示される。さらに、スケジュールアラーム鳴動時にはベルのアイコンが現れ、時刻とともに点滅する。
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G'zOne CA002のアラーム鳴動時のサブディスプレイ
(ムービーはこちらからでも参照できます) |
第2回 もっさり感は改善された?――「G'zOne CA002」
第1回 「G'zOne W62CA」から何が変わった?――「G'zOne CA002」
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写真で解説する“タフネスケータイ”「G'zOne W62CA」(ソフトウェア編)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.