決定キーにダイヤモンド――“600万円ケータイ”の感触:ふぉーんなハナシ

» 2009年07月27日 21時13分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo VERTUの「シグネチャー プラチナ」。製品名のとおり、ボディにプラチナ(白金)が使われている

 「もっと重い」――高級携帯電話ブランドVERTU端末の「シグネチャー プラチナ」を触ったときの感想は、この一言に尽きる。VERTU端末を以前触ったときもずっしりとした重さを感じたが、シグネチャーの4モデルのうち最も高価な「プラチナ」のみが当時は未発売だった。その後発売されたプラチナが、7月9日に開催された新製品発表会で展示されていたので、さっそく触らせてもらった。そのときの感想が、冒頭の「もっと重い」だ。

 シグネチャーの重さは166〜238グラムとモデルごとに異なるが、プラチナの重さは最重量の238グラム。100〜150グラム程度の一般的なケータイの重さと比べると約2倍も重い。それでいてサイズは42(幅)×130(高さ)×13(厚さ)ミリと一般ケータイ並みなので、いかに高価な素材がボディに凝縮されているかが分かる。

photophoto 左が「プラチナ」、右が「ホワイトゴールド」。プラチナの決定キーにはダイヤを使うという規格外の仕様を採用した

 プラチナの気になる価格は600万円(2009年7月27日現在)で、日本のVERTU端末の中では最も高価なモデルとなる。極めつけは、0.33カラットのダイヤモンドを使ったというプラチナ限定の決定キー。4.75カラットのルビーベアリングを内部にはめ込んだダイヤルキーはもちろん、この決定キーも格別のクリック感を得られた。このクリック感を(無理やり)言葉にすると、決定キーは「ゴリッ」、ダイヤルキーは「グリッ」という感じだろうか。「カチッ」とはひと味違うのである。

 「iPhone 3GS」の購入後はタッチパネルを触ることが増え、物理キーを触る機会がめっきり減った記者だが、今後iPhone 3GSのみを使い続けたとしても、この“次元の違うクリック感”だけは忘れられそうにない。

photophotophoto 見た目はスレンダーなストレート端末だが、238グラムのずっしりとした重さが感じられる。ダイヤを用いた決定キーと、ルビーを用いたダイヤルキーは格別のクリック感を得られる。

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