PCはツールバー、ケータイはマルチタスクやショートカットなどを利用することでWeb検索の操作を短縮できるが、さすがに“キーワード入力”までは短縮できない。しかし、東芝が「CEATEC JAPAN 2009」のdynapocketブースで紹介していた「ネット検索サポート」を利用すると、キーワード入力も省略できる。
この機能は、表示中のWebページを自動解析して“主題”となる言葉を抽出し、最適なWebサイトを検索してくれるというもの。操作のデモには「T-01A」が使われており、タッチパネルを使って検索する流れが紹介されていた。Webページ下部に表示された「関連ページ」アイコンをタップすると、「ムービー」「ブログ」「口コミ」などのジャンルが現れ、選択したジャンルの検索結果が表示される。検索には「外部の検索エンジンを複数利用している」(説明員)という。
複数の検索エンジンを利用するとなると、検索速度が気になるが、「T-01Aは1GHzCPUを搭載しているので、素早く検索できる」(説明員)。なお、ネット検索サポートはWindows Mobile 6.1搭載端末が対応しており、「既存の機種にはアドオンする形で提供する予定」とのこと。“ググる”という言葉でもおなじみのWeb検索は、ブラウザの中でも特に利用頻度の高いサービスなので、早期の実装に期待したい。
第27回 Webサイトにアクセスせずに“ググる”方法
第28回 「ウィジェット」や「ガジェット」を活用して素早くググる
第31回 絞っても広げても優秀――「Google モバイル」の検索機能
7インチディスプレイ搭載の「T-01A」が登場?――東芝の“L-01シリーズ”
目指すはセレクトショップ――“Windows Mobile版iアプリ”、間もなく登場
「T-01A」の薄型ボディを支える小型部品と、東芝の環境志向Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.