写真で解説する「BRAVIA Phone U1」(1/3 ページ)

» 2009年10月19日 22時44分 公開
[田中聡,ITmedia]

“水”をイメージしたデザイン、お風呂用スタンドも用意

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 「BRAVIA Phone U1」は、au向けのソニー・エリクソン製端末としては初めて、ソニーの液晶テレビブランド「BRAVIA」の名を冠するモデルだ。「モバイルブラビアエンジン」により鮮やかな画質でワンセグを視聴できるほか、ソニー製のBlu-ray Discレコーダーで録画した番組をケータイで視聴できる「おでかけ転送」にも対応する。IPX5/IPX7等級の防水性能を備えており、バスルームを初めとする水回りでもワンセグを楽しめる。製品名「U1」の「U」は、「“unite、utility、usability”を意味する」(説明員)という。端末の正式な型番は「SOY02」。

photophotophoto ソニー・エリクソン製の「BRAVIA Phone U1」。ボディカラーはゴールド、レッド、サファイアブラックの3色
photo 本体正面

 ボディカラーはレッド、サファイアブラック、ゴールドの3色。レッドはBRAVIAのブランドカラーを体現した。サファイアブラックとゴールドはBRAVIA製品に使われているカラーがベースになっているが、「ケータイ用にアレンジした」(説明員)という。また、レッドはドコモが2006年に発売したBRAVIAケータイ「SO903iTV」にも使われた色だが、「BRAVIA Phone U1では、SO903iTVにあった朱色を抜いており、若年層の男女に訴求するために彩度を高くした」という。

 本体サイズは約50(幅)×111(高さ)×16.7(厚さ)ミリで、回転2軸型の防水ケータイとしては世界最薄を実現した(2009年9月現在)。防水ケータイらしく、水の波紋をイメージした曲線フォルムと、水のきらめきをイメージしたサイドラインを採り入れた。背面パネルやヒンジ部などにはツヤがあり、高級感が演出されている。

photophoto 背面パネル中央に「BRAVIA」のロゴがある。ディスプレイ部の上下にカーブが描かれており、柔和な印象を与えている(写真=左)。マットな塗装の裏面には、カメラとフォトライト、スピーカー、赤外線ポート、FeliCaマーク、バッテリーロック用のスイッチなどがある(写真=右)
photophoto 側面はシルバーのラインがアクセントになっている。左側面には充電用の接点(写真=左)、右側面には充電端子と4つのサイドキーがある(写真=右)
photophoto 先端部にはストラップホールを装備(写真=左)。ヒンジ部(写真=右)
photophoto サブディスプレイには約1.1インチの有機ELを採用し、時刻などが浮かび上がるように点灯する。サブディスプレイ用の時計は6種類を設定できる(写真=左)。背面パネルには、BRAVIAのロゴが立体的に見えるよう工夫を施した(写真=右)
photophotophoto 裏面に514万画素CMOSカメラを搭載(写真=左)。写真撮影や動画コンテンツの音量調節、早送り/巻き戻しなどができるサイドキー(写真=中)。ソニー・エリクソンロゴの隣にあるスイッチをスライドさせると、バッテリーロックが解除される(写真=右)
photophotophoto バッテリーは、これまでのソニー・エリクソン端末でも使われている「64SOUAA」を採用(写真=左)。防水端末なので、外部メモリスロットはバッテリーカバー内部にある(写真=中)。外部メモリは最大16GバイトのmicroSDHCを利用できる。内蔵メモリは約360Mバイト。充電端子用のカバーもスムーズに開閉できた(写真=右)
photophoto 隙間のないフレームレスキーを採用。ダイヤルキーの下には、よく使う機能を表示する「クイックアクセスメニュー」を呼び出せるクイックキーを搭載(写真=左)。十字キーやソフトキーなどのキー配列は、従来のソニエリ端末と同様。アプリキーの上に「U1」の文字がある(写真=右)

 付属品も充実しており、卓上ホルダと2GバイトのmicroSD(試供品)、おでかけ転送にも使えるUSBケーブル(試供品)が同梱する。また、バスルームでのワンセグ視聴に役立つ「お風呂ケータイスタンド」も別売で用意し、11月19日から「au one Brand Garden」(外部リンク)で販売される予定。価格は1980円。サイズは83(幅)×60(高さ)×60(厚さ)ミリ。BRAVIA Phone U1のボディカラーに合わせて3色をラインアップ。スタンドは、ワンセグを視聴しやすいよう4段階で角度を調節できる。

photophoto 透明感のある3色を用意する「お風呂ケータイスタンド」
photophoto ワンセグ視聴はもちろん、ケータイの置き台としても活用できそうだ(写真=左)。同梱の卓上ホルダには「BRAVIA」と「Sony Ericsson」のロゴがある。ちなみに卓上ホルダのカラーはブラック1色のみ(写真=右)
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