写真で解説する「L-01B」(1/2 ページ)

» 2009年11月18日 18時23分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモのSTYLEシリーズに属するLGエレクトロニクス製の「L-01B」は、ダイヤルキーの上部に搭載した、タッチ操作が可能な1.4インチの「タッチボード」が目を引く。2009年夏モデルの「L-04A」と「L-06A」に続き、L-01Bも日本発の“LGジャパンモデル”だ。発売は2010年2〜3月の予定。

photophotophoto LGエレクトロニクス製の「L-01B」。ボディカラーはGloss Pink、Lemon Yellow、Pure White、Misty Blackの4色

 ボディサイズは約50(幅)×110(高さ)×15.1(厚さ、最厚部18.7)ミリ、重さは約130グラムで、最近の折りたたみ端末では一般的なスペックといえる。メインディスプレイは約3.0インチのワイドVGA(480×800ピクセル)液晶で、タッチパネルには対応していない。ボディ先端にはカーブが描かれており、柔らかいイメージを与えている。ボディカラーは比較的オーソドックスな「Misty Black」と「Pure White」に加え、ビビッドな「Lemon Yellow」と「Gloss Pink」もラインアップ。Pure WhiteとGloss Pinkは1色で統一し、Misty BlackとLemon Yellowはツートンカラーとなっている。

photophotophoto シンプルな背面パネルの右上に時刻や着信情報などのイルミネーションが表示される。おサイフケータイのロゴも背面にある(写真=左)。本体を開いた状態では、メインディスプレイとタッチボードの2つのディスプレイを利用する。タッチパネルに対応しているのはタッチボードのみ(写真=中)。裏面にはカメラとカラーリーダーがあり、カメラ部分がやや厚くなっている(写真=右)
photophoto 左側面に外部接続端子(写真=左)、右側面にmicroSDスロットと、タッチボードを操作するサイドキーがある(写真=右)
photophoto ボディ先端部(写真=左)とヒンジ部(写真=右)
photophoto 背面に約1.0インチ(17×5ピクセル 1色LEDマトリクス)のサブディスプレイを搭載。時刻や着信情報などが浮かび上がるように表示される(写真=左)。着信時には、背面パネルのヒンジ側先端部にもイルミネーションが点灯する(写真=右)
photophoto タッチボードを操作できるキーを右側面に装備(写真=左)。510万画素CMOSカメラとカラーリーダーを裏面に搭載(写真=右)
photo ダイヤルキーはフレームレスなタイプ

4つの機能を搭載した「タッチボード」

 L-01Bの大きな特徴であるタッチボードは、約1.6インチ(140×320ピクセル)、26万2144色のTFT液晶。タッチパネルは感圧式となっている。タッチボードでは「ショートカット」「待受画面」「オエカキフォト」「マイコンタクト」の4つの機能を利用できる。これらの4つの機能はタッチボードをフリックするか、サイドキーを押すと切り替えられる。

photophoto 十字キーの上部に約1.6インチのタッチボードを搭載。キー操作と同じ要領で、親指を使ってタッチする

 ショートカットには最大8つの機能を登録でき、好きな機能を割り当てられる。ショートカットアイコンをロングタップすると、メインディスプレイに設定画面が現れるので、各番号に機能を割り当てる。なお、タッチボードの1画面に表示されるショートカットは最大4件。残り4件は画面を切り替えてから呼び出す。

photophoto 1画面に最大4件のショートカットアイコンが表示される(写真=左)。画面を上下にフリックすると機能を切り替えられる(写真=右)
photophotophotophoto タッチボードのアイコンをロングタップすると、メインディスプレイに設定画面が現れ、登録する機能を変更できる

 待受画面はデータフォルダから画像を選べるほか、オエカキフォトで撮影した写真を設定できる。オエカキフォトは、140×320ピクセルで撮影した写真をスタンプやペン、フレームなどをタッチ操作で加工して、そのままタッチボードの待受画面に設定できる機能。マイコンタクトには、よく連絡を取る相手をアドレス帳から登録でき、タッチボードから簡単に電話をかけられる。

photophotophoto タッチボードの待受画面には、データボックスの画像やオエカキフォトで撮影した画像を設定できる
photophotophotophoto オエカキフォトでは、撮影した写真に手書きで加工していく
photo 「マイコンタクト」には任意の電話番号を登録できる

 タッチボードはメインディスプレイと連動している点にも注目したい。例えば、受信BOXのメール一覧をメインディスプレイに表示させると、タッチボードにはカーソル選択したメールの本文が表示され、タッチボードをフリックするとスクロールする。短文ならスクロールせずに全文を読めるので、キーの操作回数を減らせて便利だ。このほか、タッチボードで受信メールを見ながら返信メールを作成することもできる。

 メールの作成中には「文字デコレーション」「背景色」「デコメピクチャ」「チビデコエディタ」アイコンがタッチボードに表示され、手軽にデコメールを作成できる。チビデコエディタでは、手書きのデコメ絵文字を作成できるので、「おはよう」「ありがとう」などよく使うフレーズを登録しておくといいだろう。

photophoto メインディスプレイにメール一覧が表示されると本文が、メール作成画面ではデコメール用のアイコンがタッチボードに表示される
photophoto タッチボードから4つのアイコンを使ってデコメールを作成できる(写真=左)。画像サイズを「20×20」「45×20」から選ぶ(写真=右)
photophotophoto 指定されたスペースに文字を書く(写真=左)。文字を書き終えたら色を決める(写真=中)。作成後はデコメ絵文字として使用できる(写真=右)
photo 利用する機能によっては、動物のキャラクターがタッチボードに登場することもある
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