“AR+位置ゲー”でクーポン獲得――電通がiPhoneアプリ「iButterfly」を開発

» 2010年01月21日 21時21分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 電通は1月21日、拡張現実(AR)や位置情報を活用してゲーム感覚でクーポンやコンテンツを配信するiPhone 3GS向けアプリ「iButterfly 〜クーポン/エンタテインメント!〜」の実証実験サービスを発表した。実験の開始に伴い、1月20日〜3月31日までApp Storeでアプリを無料公開する。

photo 「iButterfly 〜クーポン/エンタテインメント!〜」

 同社はエンターテインメント性の高い企業プロモーションを実現するアプリとしてiButterflyを開発。同アプリでは、端末のカメラ画像内にクーポンやコンテンツを運ぶ「ちょう」が飛び回り、iPhoneを虫取り網のように振ることでちょうを捕まえられる。アプリは端末の位置情報と連動し、場所によって捕まえられるちょうの種類が変わる。捕まえたちょうをBluetoothを使ってユーザー間で交換することも可能だ。新種のちょうの情報やユーザーのランキング情報などは、Twitterを通じて発信する。

photo ちょうの種類は色々とある

 今回の実験では、飲食店のクーポンや、ヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館で利用できるクーポンを運ぶちょうが登場するほか、東海道五十三次の待受画像を運ぶ「東海道ちょう」や、その日の運勢を占う「おみくじちょう」、iPhoneアプリを紹介する「アプリちょう」など多彩なちょうが用意されている。同社は実証実験の結果を踏まえ、アプリの本格展開やiPhone以外の端末への導入を検討するとしている。

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