NECエレ、1300万画素の写真やHD動画を撮影できるケータイ向けLSIを発表

» 2010年02月04日 12時49分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo NECエレクストロニクスの携帯電話向けカメラ用LSI「CE151」

 NECエレクトロニクスが、携帯電話のカメラ向けLSI(カメラエンジン)「CE151」を開発。2月4日にサンプル出荷を開始すると発表した。同製品は、CMOSイメージセンサと組み合わせ、画像処理やJPEG圧縮、超解像(美解像)機能などを内蔵したもの。サンプル価格は4000円/個(技術サポート費を除く)で、2010年4月から月産100万個の量産を予定している。

 新製品の主な特徴は以下の通り。

  1. 1300万画素の写真とフルHD(1920×1080ピクセル)の動画を撮影可能
  2. カメラの動作を高速化
  3. SpeedTagsに対応
  4. 消費電力を25%削減

 1300万画素は携帯電話では最高クラス。ノイズ除去機能の強弱の調整精度を色ごとに設定でき、従来よりも高画質化を実現している。カメラの動作は、起動やプレビュー画面表示の待ち時間が短縮されるほか、ノイズリダクション性能の向上で高感度撮影ができることから、これまで複数の画像合成で実現していた手ブレ補正が高速になる。また、スウェーデンのスカラド社が開発したSpeedTags技術をJPEG圧縮回路に取り込むことで、メガピクセル画像を高速で処理できる。

 NECエレクトロニクスは、2月15日〜18日にスペインのバルセロナで開催される「Mobile World Congress 2010」のNECブースで、CE151用いた静止画や動画撮影のデモンストレーションを実施する。

 同社は、CEシリーズのラインアップをさらに強化し、500万画素から1300万画素までの携帯電話向けカメラ用LSIの市場で、トップとなる50%のシェアを狙うとしている。

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