ケータイを快適に使う上で欠かせないのが、よく使う機能を素早く呼び出す「ショートカット」だ。ドコモの「SC-01B」ではどのようなショートカットを利用できるのだろうか。
SC-01BはWindows phoneなので、スタートメニューから機能や設定を呼び出すのが基本。スタートメニューは一般的なケータイと同じように大きなアイコンで表示され、十字キー+決定キーで選択できるのはもちろん、画面をなぞってスクロールし、アイコンを直接タップして選ぶこともできる。また、アイコンを選んで決定キーを長押しまたはロングタッチすると「先頭へ移動」という項目が現れ、メニューの先頭に移せる。
また、Windows phoneではおなじみ、特定のキーに任意のアプリや機能を割り当てられる「プログラムボタン」もあり、SC-01BではWindowsキーとOKキーの長押しで起動できる機能を設定できる。初期状態ではWindowsキーからエクスプローラー、OKキーからタスクマネージャーを、それぞれ長押しで呼び出せる。割り当てる機能は、スタートメニューの「設定」→「個人」→「ボタン」の「プログラム ボタン」タブから変更できる。
このほか、Spaceキーの長押しでInternet Explorer Mobile、右下サイドキーの短押しでカメラを呼び出せる。
Today画面を自分仕様にカスタマイズできるかも重要だ。SC-01Bは「Windows 標準」「Revolver Menu」「Samsung WidgetPlus」という3種類のToday画面が用意されており、スタートメニューの「設定」→「Today」→「アイテム」タブから変更できる。3つのメニューを使わず、従来のToday画面にすることも可能だ。なお、Windows 標準、Revolver Menu、Samsung WidgetPlusは2つ以上を同時には設定できないほか、これら3つのメニューとも、(従来のToday画面の設定に使う)日付、オーナー情報などの項目も同時には設定できない。
Windows 標準は、画像、音楽、電話、日付、SMS、電子メール、予定表などの項目がリスト表示されるオーソドックスなメニュー。決定キーを押すかアイコンをタップすると、各機能にアクセスできる。上下のカーソル移動だけではなく、項目によっては左右のカーソル移動も可能。例えば「お使いになる前に」にカーソルを合わせて左右キーを押すと、「時計」「電子メール」「デバイスのロック」など、さらに深い階層の項目を選択できるようになる。スクロールと決定、いずれもタッチ操作にも対応している。
初期状態で設定されているRevolver Menuは、基本的な使い勝手は標準メニューと同じで、Today画面に項目がリスト表示される。ただし標準メニューにはない、検索エンジン「Bing」のウィンドウや、「よく使う連絡先」も利用できる。
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