ソフトバンク、iPhoneの自動通信に関する告知不徹底を謝罪料金を一部減額

» 2011年05月10日 14時53分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルは5月10日、iPhoneの自動通信によってパケット料金が課金されることの告知が不徹底だったとし、ユーザーへの謝罪と定額料金の減額を発表した。

 iPhoneなど多くのスマートフォンは、定期的な自動通信をすることで、ユーザーが操作しなくても設定やデータの同期などを行っている。その際に3G網が使われるとパケット通信料が発生するため、2段階定額制の料金プランを選択していた場合に予想外の通信料になる場合があった。

 上記についてソフトバンクモバイルでは、スマートフォンの新規契約・機種変更時にユーザーへ告知しているが、2段階定額でiPhoneを使う一部のユーザーには告知していなかった。同社はiPhoneが行う自動通信によってパケット料金が発生することを改めて告知し、理解を求めている。

 また、iOS4.0以上のiPhoneを2段階定額プラン(パケットし放題 for スマートフォン/標準プライスプラン)で利用しているユーザーに対し、月額料金から定額料の下限額(1029円)を1カ月分差し引く。減額の申し込みは、5月12日にオープンするソフトバンクモバイルのWebページから、7月31日まで受け付ける。

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