最近のドコモの防水対応機種には、防水性能をより確保するための措置として、卓上ホルダが購入時の標準キットに含まれている。防水対応の「ARROWS X LTE F-05D」も、その例に漏れず「卓上ホルダ F36」が同梱されている。最近の富士通端末用卓上ホルダと同様、バネの入った側面支持部が、本体の充電用接点にうまく合わせてくれる。このような構造のため、「ケースを装着したまま卓上ホルダで充電をできるのでは」と期待が高まるが、実際はどうなのだろうか。
さすがに発売中のケースすべてを試すわけにはいかないので、今回は手持ちのケース2種類で装着したまま挿し込めるか試してみた。メーカーの発売記念キャンペーンで先着順にプレゼントされた、ハードクリアケース(エレコム製「PD-F05PVCR」がベース)では、ケースを装着したまま挿し込んで充電ができたが、バッファローコクヨサプライ製のソフトケース「BSMPF05DT」はやや厚みがあるせいか、うまく挿し込めなかった。ケースのサイズによって挿せたり挿せなかったりするので、店頭で試着できる場合、卓上ホルダを持参の上で試してみるといいかもしれない。
防水ということで気になるのが「濡れたままでも操作できるか」という点だろう。筆者がほぼ毎日風呂で使ってみた限りでは、そこそこ使えるが、濡れていないときより操作性は落ちると感じた。実際に、水に濡らした状態で操作した様子を動画に収めたので、参考にしてもらいたい。
なお、水没した状態では、本体左側面と正面にある各種物理キーは反応するものの、タッチパネルは完全に反応しなくなる。これは静電式ゆえの制約だ。カメラ用のボタンが用意されていない本機では「水中撮影」もできないことになる。
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