ZTEは、スマートフォンメーカーにおいて世界第4位になったことを発表した。ICT市場調査とアドバイザリーサービスを提供する世界的調査機関、IDCのレポート「世界携帯電話 四半期実績・予測レポート」によるもの。
ZTEは2012年第3四半期に750万台のスマートフォンを出荷したことで、世界のスマートフォンプロバイダー4位へランクインした。これまでは中国での販売に依存していたが、国際的な多様化の努力を継続。現在は北米をはじめとした先進国際市場に受け入れられたという。
ZTE執行取締役副社長であり、端末事業部門トップのフー・シーヨウ氏は、「フラッグシップ製品『Grandシリーズ』の優れた性能によりにスマートフォン分野で成長できた」と分析。スマートフォンへの注目度を最大限に高めるために世界中での販路構築に重点を置き、例えば「ZTE Grand X」は英国・スイス・トルコ・ロシア・イタリアで上位の販売代理店を通じて発売したという。
2011年にはZTE製スマートフォンの出荷台数を1500万台以上としており、2010年と比べて400%増加。スマートフォン市場で急成長している企業の1つとなっている。
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