“さわらないフォンカフェ”で「VEGA PTL21」にタッチ？：ゲームでドリンク1杯無料

[平賀洋一，ITmedia]

　Pantechは、auスマートフォンの2012年冬モデル「VEGA PTL21」を試せるタッチ・アンド・トライスペースとして、東京・渋谷のRoyal Garden Cafe渋谷店に“さわらないフォンカフェ”をオープンさせた。出店は期間限定で11月19日まで。

東京・渋谷のRoyal Garden Cafe渋谷店（ホテルユニゾ2Ｆ）にオープンした“さわらないフォンカフェ”（写真＝左）。1日店長を務めた鈴木奈々さん（写真＝右）

　VEGAは、4.3インチのHD（720×1280ピクセル）液晶をタッチパネルに採用したAndroid 4.0搭載スマートフォン。赤外線センサーが手の動きを検知して端末を操作できる「VEGA Motion」を搭載した。画面の前で手を振ることで、音声着信への応答や新着メールの確認、ミュージックプレーヤー、ワンセグ、動画、ブラウザ、ギャラリー、ドキュメントビュワーなどの操作が行える。料理や食事中で手が汚れているとき、手袋をしているとき、入浴中で手が濡れている時に役立つという。また音声でカメラのシャッターを切れる「Voice Shot」も用意されている。

「VEGA PTL21」

　さわらないフォンカフェのオープニングイベントに出席したパンテック・ワイヤレス・ジャパン代表取締役のキム・ヨンイル氏は、「韓国市場で『VEGA』はメジャーブランドであり、急成長を遂げている。日本市場でもVEGAを広げるようなブランド戦略を行っていきたい。その第1弾として、VEGA Motionを搭載した。今まではできなかったシーンで、スマホを使ったコミュニケーションが行えるだろう。その新感覚の使い勝手をより多くの方に試してもらうため、さわらないフォンカフェをオープンした」とあいさつした。

キム氏（写真＝左）と商品企画を担当した下村智紀氏（写真＝右）

　また同社商品企画担当の下村智紀氏から、VEGAの開発ポイントなどが説明された。Pantechはこれまでに「SIRIUS α IS06」「MIRACH IS11PT」と2つのスマートフォンを日本で発売。今回のVAGAも含め、すべて星の名前が付けられている。下村氏は「今後Pantechのスマートフォンは、VEGAブランドに統一していきたい。VEGAはこと座のα星で、東洋では織姫星として親しまれており、アラビア語ではハゲワシを意味する。親しみやすさと力強さをイメージさせる名前だと思う」とコメントした。

　さわらないフォンカフェのオープニングイベントには、タレントでモデルの鈴木奈々さんが1日店長として登場。「Royal Garden Cafeを良く利用しています」という鈴木さんから、カフェで提供するオススメメニューがお披露目された。また、カフェに設置されたVAGAにインストールされている“さわらなくても楽しめる”オリジナルゲームのデモも行われた。このゲームで見事に当たりを出すと、ドリンク1杯を無料で提供する。

店長自ら「VEGA Motion」をデモ

手袋をしていてもスマートフォンを操作できる！

　VAGAについて鈴木奈々さんは、「さきほど使ってみましたが、本当に触らなくてもいいのでびっくりしました。寒くなってきて手袋を使う機会も増えますが、手袋をしていてもスマートフォンって使いにくいですよね。さわらないフォンなら気持ちよく操作できるのがありがたいです」と感想を述べた。またVEGAのボディは防水仕様のため、「半身浴している時に友達と電話できるのが画期的だと思います」と話していた。

さわらないフォンカフェで提供される鈴木奈々さんオススメのメニュー。「バッファローウィング」（写真＝左）。「黒黒ハンバーガー」（写真＝中央）。「マスカルポーネノのムースとフィンガービスケット」（写真＝右）。すべて手で食べる料理

バッファローウィングにブルーチーズのソースをかける鈴木さん。さっそくかぶりつくと「おいしーい！」と絶叫

そこに電話がかかってきたが、指先がベタベタ……。しかしVAGAなら手をかざすだけで電話に出られる（写真＝左）。電話の主はキム氏でした（写真＝中央）。ということでバッファローウィングをお裾分け（写真＝右）