孫社長が語る、スマホ時代に求める“世界最強”ネットワークの条件「つながりやすさナンバーワン」を目指す(2/2 ページ)

» 2013年05月08日 19時46分 公開
[村上万純,ITmedia]
前のページへ 1|2       

クラウドによる健康管理サービスも登場

全米で人気の「Fitbit」は内蔵センサーによって腕の動きを感知するため、睡眠の質まで精査できる

 「クラウドは人類最大の資産」と語る孫社長は、クラウドを用いた新たなライフスタイルを提案する。その一環として提供するのが、健康管理に関するあらゆるサービスをクラウド上で管理できる「SoftBank HealthCare」だ。料金は月額490円で、専用端末の「Fitbit」の最新モデルをソフトバンクが国内で独占販売する。

 同サービスではカロリー計算や睡眠時間・眠りの深さなどの詳細な計測も可能だ。また、未来の顔や体重を予測できる「タイムマシン」機能も備えており、365日24時間専門家に電話で無料の健康相談もできる。ゲストのゴールデンボンバーやIKKOさんが登場した場面では、未来の自分の姿形に一喜一憂する様子も見られた。

「これらのトータルのサービスをクラウドで一括管理できるのは世界初だ」と孫社長は胸を張る。

 「日本は世界の中でも最もネットワークがつながりやすいが、その中でもソフトバンクがナンバーワン」と孫社長。ハード面での差別化がしにくいスマホ時代において、ネットワークのつながりやすさや、コンテンツ面で競争を勝ち抜く姿勢を示した。

ソフトバンクヘルスケアの「タイムマシン」機能をゲストのゴールデンボンバーとIKKOさんが使用した結果。健康的に過ごした20年後の姿と(写真=左)、不健康に過ごした20年後の姿(写真=右)を比べると明らかに違う。ライフスタイルによって将来の姿が大きく異なることがよく分かるだろう

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年