ソフトバンクモバイルは8月5日、中Huawei製のシニア向け携帯電話「あんしんファミリーケータイ 204HW」を発表した。9月中旬以降に発売する。
204HWは、約4インチのワイドVGA(800×480ピクセル)液晶を搭載したフィーチャーフォン。通話やメール、カメラなど必要な機能だけに絞っており、アプリのダウンロードなどはできない。操作はディスプレイをタッチして行うが、1つの画面にメニューを集約したり、アイコンだけでなく大きな文字で説明を加えるなど、分かりやすさを優先した。またタッチパネルでの文字入力に不安があるユーザー向けに、音声を録音してメールで送るボイスメールや、ワンタッチで定型文を返信する機能も搭載している。
204HWで通話とメールができるのは電話帳に登録した最大5件の宛先のみで、登録していない電話番号やメールアドレスとは通話や通信ができない。遠隔地の家族ユーザーが204HWを遠隔操作し、アドレス帳への新規追加や編集を代理で行う機能も搭載した。そのほか、端末下部のボタンを長押しすると緊急ブザーが鳴って家族にメールで連絡できる機能や、一定時間操作がないと家族にメールを送信する機能など、見守り機能も充実させている。
専用の料金プランとして「あんしんファミリーケータイ専用プラン」を用意した。基本使用料は月額2079円で、ソフトバンク向け通話は1時から21時まで無料。それ以外の時間や他社携帯電話・固定回線への通話は30秒/21円になる。またメール(SMS/S!メール)の送受信は宛先を問わず無料(SMSの送信については2014年4月以降から1通3.15円が発生)。また月額315円の「S!ベーシックパック」を永続的に無料とするキャンペーンを発売から実施する。
そのほか専用のオプションサービスとして、24時間365日いつでも健康上の気になることを相談でき、必要に応じて医療機関の紹介まで可能な「電話健康相談」(月額315円)、通常5件のアドレス帳への最大登録件数が1000件まで拡張できる「あんしん電話帳」(月額210円)を用意。また「一定額ストップサービス」「紛失ケータイ捜索サービス」「留守番電話プラス」「割込通話」「グループ通話」の5つのサービスをまとめて提供する「あんしんファミリーケータイ基本パック」(月額525円)や、万一のときに警備員が端末のもとへいち早く駆け付けるセントラル警備保障の「CSPケータイdeアシスト」(月額315円、出動1回5775円〜)も利用できる。
機種名 | あんしんファミリーケータイ 204HW |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約64×125×11ミリ(暫定) |
重さ | 約150グラム |
通信方式 | W-CDMA(国内のみ):2.1GHz、900MHz(プラチナバンド) |
連続通話時間 | 未定 |
連続待受時間 | 未定 |
アウトカメラ | 有効画素数約500万画素CMOS(AF対応) |
インカメラ | ― |
メモリ | ROM:4Gバイト、RAM:521Mバイト |
外部メモリ | microSDHCカード(別売、最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.0インチワイドVGA(800×480ピクセル)TFT液晶 1677万色表示 |
サブディスプレイ | ― |
主な機能 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
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