ドコモ、iPhoneのサービス対応状況を案内――12月にはAndroidとほぼ同等に

» 2013年10月04日 22時50分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo ドコモの阿佐美弘恭氏

 NTTドコモが10月4日、iPhone 5s/cにおけるドコモサービスの対応状況を、あらためて案内。記者説明会で、常務執行役員 スマートライフビジネス本部長 阿佐美弘恭氏が説明した。

 ドコモはAndroid向けに「dメニュー」や「dマーケット」といった独自サービスを提供しているが、これをiPhoneにも対応させる。またAndroidやiOSに留まらず、TizenやそのほかのOSも含めて、マルチOSでのサービス提供を目指す。ただし10月4日の時点でiPhoneへのサービス対応は完了しておらず、順次対応する形になる。阿佐美氏は対応が遅れた理由として「短期間の中の準備だった」ことを挙げた。「弊社の方針として、iPhoneをいち早くお使いいただきたい方は、ネットワークとセットで販売開始をした。サービス(対応)が後追いになっていることは申し訳ない」

photo マルチOSでドコモのサービスを提供していく

 ドコモは自社のサービスを手軽に使ってもらうべく、フィーチャーフォンではiモードボタンを、Androidではdメニュー/dマーケットのショートカットを用意した。iPhoneでは、初期状態からほかのアイコンを置くことは「Appleのグローバル展開の中で、これまで(Androidで)やってきたことは難しいところがある」(阿佐美氏)ため、店頭でユーザーが了承したときに限り、dメニュー/dマーケットのショートカットを設定している。また、ドコモ版iPhoneにはSafariのブックマークにはdメニュー、dマーケット、「ドコモお客様サポート」がプリセットされており、ドコモお客様サポートの「spモード利用設定」でプロファイルをダウンロードすると、ホームにdメニュー、dマーケット、サポートのショートカットが現れる。

photophoto dメニュー/dマーケットのアイコンをホーム画面に置くようにしているが、iPhoneはさすがに“プリセット”はできなかった(写真=左)。ドコモサービスのショートカット設置方法(写真=右)

 iOS向けのサービス対応状況についての詳細な数字も公表した(以下、いずれも2013年10月1日時点)。dメニューは、Androidが約3400メニュー/1215社、iOSは約2300メニュー/800社となっている。スゴ得コンテンツは、Androidが107サービス/67社、iOS 6が78サービス/55社で、WebサービスはAndroidとiOSどちらも78個で変わらない。dマーケットは順次拡大していく。

 有料コンテンツはキャリア課金で対応し、「AndroidからiPhoneに移っても、そのまま継続できるようにする」(阿佐美氏)。他キャリア向けiPhoneユーザーへのコンテンツ開放は「今年度内には実現したい」とした。コンテンツプロバイダーに対するレギュレーションや手数料などは、Androidと変わらない。

 キャリアメールは、spモードメールが10月1日に対応したが、着信通知は12月中旬になる。また、spモードメールに代わる新たなメールサービス「ドコモメール」は、Android向けが10月下旬、iPhone向けが12月中旬に提供する。iPhone向けドコモメールは当初から着信通知に対応するため、spモードメールからの移行を促す。「来週(10月10日)の発表会で、ドコモメールのリリース日を告知する」(阿佐美氏)とのこと。

photophoto dメニュー/dマーケットの対応状況(写真=左)。キャリアメールの提供スケジュール(写真=右)

 阿佐美氏が「12月1日には一段落したい」と話すように、12月1日までに、AndroidとiPhoneでほぼ同等のサービスを利用できるよう準備を進めている状況だ。

photophoto 各種サービスの対応状況

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