NTTドコモは3月27日から、AndroidスマートフォンをPCから遠隔操作できる「スマートデータリンク Mobizen」を開始する。サービスはトライアル版のため、9月30日までの期間限定で提供する。料金は無料だ。
スマートデータリンク Mobizenは、専用アプリをインストールしたドコモのスマートフォンを、Wi-FiやLTEなどのネットワーク経由で遠隔操作できるサービス。USBケーブルを使って直接操作することもできる。PCには専用のソフトなどをインストールすることなく、サービスサイトにアクセスしたWebブラウザから利用する。
ユーザー認証はスマートフォンに登録しているGmailアドレスとパスワードを使用。サービスサイト上には、ログインしたスマートフォンのホーム画面が表示され、アプリを操作できる。スマートフォンを自宅に置き忘れても、会社や学校のPCから着信履歴の確認などが可能だ。なお、リモート操作している状態での通話はできない。
ホームボタンはもちろん、画面の外にある電源キーやボリュームボタンも操作できる。またブラウザからスマートフォンとPCに保存されているファイルを直感てきなユーザーインタフェースで閲覧でき、相互のデータ転送をドラッグ&ドロップで行える。
対象のスマートフォンは以下の13機種。
PCはWindows 7以降、Mac OS 10.7以降を搭載する機種で、ブラウザはInternet Explorer 10以降、Google Chrome 19以降、Firefox 18以降での動作を確認している。
Mobizenは、韓Rsupport(アールサポート)がグローバル向けに提供しているサービス。日本ではドコモが同社とライセンス契約を締結し、一部カスタマイズしたものを提供する。Rsupportはドコモに「スマートフォンあんしん遠隔サポート」の技術も提供している。
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