スマートソニックレシーバー×VoLTEで高音質通話を実現――「URBANO V01」

» 2014年10月27日 13時30分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 京セラ製の「URBANO V01」は、KDDI(au)が12月にスタートする「VoLTE」に対応した第1弾スマートフォン。京セラ製スマホでおなじみとなったスマートソニックレシーバーはVoLTEに合わせてチューニングを施し、さらに高音質な通話機能を目指した。

photo 「URBANO V01」。カラーはアクア、ブラック、ピンクゴールドの3色

 5型のフルHD(1080×1920ピクセル)表示液晶ディスプレイに、2.3GHz駆動のクアッドコアプロセッサ、有効約1300万画素CMOSのメインカメラ、Android 4.4の搭載など、基本的なスペックは2014年夏モデルの「URBANO L03」と共通。ホームキーは押しやすい物理式で、サイドキーやカメラリングなどと合わせてメタルパーツを用いて上質感を演出している。

photo ホームキーやサイドキー、背面のカメラリングなどにメタルパーツを採用して上質感を高めた

 ボディは防水/防じん加え、MILスペック対応の堅牢性も備えた。液晶パネルは落下に強く割れにくい旭硝子製の強化ガラス「Dragontrail X」を採用。さらにディスプレイの縁をわずかに立てて画面を保護している。バッテリーは容量3000mAhで、付属の卓上ホルダを使った急速充電にも対応した。

photophoto 3色ともパール塗装仕上げできらびやかな印象
photophoto スクエアな正面に対し、背面側は持ちやすさに配慮してラウンドフォルムを採用した
photophoto すっきりとした左側面(写真=左)に対し、右側面には電源キー、ボリュームキー、カメラキー(シャッター)が集中している(写真=右)
photophoto 端末上面にはキャップに覆われたMicro USB端子/Nano SIM、microSDカードスロットと、イヤフォンジャックがある(写真=左)。端末下部にはストラップホールがあるだけ(写真=右)

 国内向け機能では、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、赤外線通信、ワンセグに対応。通信面ではキャリアアグリゲーション(CA)対応しており、下り最大150Mbpsの高速通信や、下り最大110MbpsのWiMAX 2+を利用できる。au VoLTEの仕様に合わせて、国内における3G通信(CDMA2000)はサポートしない。

photophoto ホームキーなどはメタル製(写真=左)。従来型の受話レシーバーではなく、ディスプレイが振動して通話音声を伝えるスマートソニックレシーバーを採用した(写真=右)
photophoto 純正オプションとして、小窓付きのブックカバー型ケース「Window Case」も販売
photophoto 30分で50%までの急速充電が可能な卓上ホルダを同梱(写真=左)。Window Caseを装着していても利用できる
「URBANO V01」の主な仕様
機種名 URBANO V01
メーカー 京セラ
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974AB/2.3GHzクアッドコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約5型フルHD液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1510分
連続待受時間 LTE:約750時間
バッテリー容量 3000mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約97万画素CMOS
ボディカラー ロイヤルブルー、プラチナホワイト、フォレストグリーン
サイズ 約70(幅)×141(高さ)×9.9(奥行き)ミリ
重量 約155グラム
発売日 12月予定

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