MMDの「歩きスマホに関する実態調査」――98.6%が「危ない」とするも73.1%が「経験あり」

» 2014年12月02日 19時48分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 MMD研究所は、12月2日に「2014年歩きスマホに関する実態調査」の結果を発表した。対象はスマートフォンを所有している20歳以上の男女648人で、調査期間は11月19日〜11月20日。

 これによると、98.6%の人が「歩きスマホ」について「危ない」と思うものの、73.1%が「歩きスマホの経験あり」と答えた。さらに「歩きスマホ」で人にぶつかった、または怪我をした経験のあるユーザーは17.5%となり、2013年の調査と比較すると8.7ポイント増加した。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

2014年歩きスマホに関する実態調査

98.6%が「歩きスマホ」を危ないと思うと回答するも、73.1%が歩きスマホの経験があり

7スマートフォンを所有している20歳以上の男女648人を対象に、「歩きスマホ」について聞いたところ、「危ないと思う」が82.4%、「やや危ないと思う」が16.2%と合わせて98.6%の人が「危ない」と回答している。

次に「歩きスマホ」をすることがあるかという質問をしたところ、「日常的に操作している(7.3%)」「時々操作している(28.5%)」「ほとんど操作しない」が37.3%と合わせて73.1%の人が「歩きスマホ」をしたことがあり、そのうちの35.8%の人がよく「歩きスマホ」をしていることがわかった。昨年行った同様の調査(※)と比較すると21.3ポイント減少していることがわかった。

※「2013年歩きスマホに関する実態調査」https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1248.html

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「歩きスマホ」をしたことがある人の17.5%がぶつかったり怪我をした経験あり、2013年より8.7ポイント増

「歩きスマホ」をしたことがある人(N=474)を対象にぶつかったまたは怪我をした経験があるかを聞いたところ、「ぶつかったまたは怪我をした経験がある」と回答した人は17.5%だった。続いて「経験がある」と回答した人(N=83)に経験したことを複数回答で聞いたところ66.3%が「人にぶつかった」、59.0%の人が「ものにぶつかった」経験があることがわかった。ぶつかったまたは怪我をした経験を昨年の調査と比較すると、8.7ポイント増えていることがわかった。

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