リクルートホールディングスは、4月15日に新規事業開発機関「Recruit Institute of Technology(RIT)」を再編した人工知能(AI)研究所について発表した。
AI分野の世界的権威であるTom M. Mitchell氏(米カーネギーメロン大学教授)、Oren Etzioni氏(Allen Institute for Artificial Intelligence CEO 元・米ワシントン大学教授)、 David M. Blei氏(米コロンビア大学教授)をアドバイザーに迎え、国内外のリクルートグループ各社と連携して人材領域・販促領域を中心としたグローバル規模のAI研究をスタート。この研究成果をもとに、産業界と生活者を結びつける「No.1のマッチングサービス」を実現するという。
発表に先立ち、同社は米マサチューセッツ工科大学メディアラボのコンソーシアム研究所に所属。客員研究員としてAlex ‘Sandy’ Pentland教授(米マサチューセッツ工科大学教授)の指導を受けながらビッグデータ分析の研究を開始。また、米スタンフォード大学でも同様にコンソーシアム研究所メンバーとなり、客員研究員としてChristopher D. Manning教授の指導のもと自然言語処理研究を行う予定だ。
今後もAI研究人材の採用を積極的に行い、各有識者の指導のもとで研究を推進。グローバル規模でオープンイノベーションを実現すべく、すでに米国やイスラエルのAI関連企業と協業を開始しており、これらの結果についても順次報告していくという。
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