米Googleは5月5日(現地時間)、同社の検索広告サービスAdWords関連の発表イベントで、日本や米国を含む10カ国でモバイル(スマートフォン)でのGoogle検索がPCおよびタブレットでの検索を上回ったと発表した。
これは、Google独自の調査によるもの。なお、残り8カ国がどこかは発表されていない。具体的なモバイル検索の件数も発表していないが、PCも合わせた1カ月当たりの検索数は平均1000億件という。
同社のAdWords担当幹部のジェリー・ディシュラー氏はまた、何かの作業(料理や買い物など)の途中でスマートフォンでその作業に関する検索をする人が調査対象の91%だったとも語った。このイベントでは、新しい自動車広告やホテル広告など、スマートフォンでの表示に特化した新しい広告や広告ツールなどが発表された。
Android端末では、「OK, Google」に続けて検索したい言葉を言うことで音声で簡単に検索できる。
Googleは、4月にはモバイルでの表示に最適化されたWebページを検索結果で優遇するアルゴリズム変更を実施するなど、モバイルへのシフトを進めている。
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