OCN モバイル ONEでは、高速通信(最大150Mbps)と低速通信(最大200kbps)をユーザーが任意で切り替えられる「ターボ機能」という仕組みを導入している。
これはスマートフォンの「OCN モバイル ONE」アプリか、PCサイトのOCNマイページから1日に何回でも切り替えができ、即時反映される。
通信容量が余れば、翌日や翌月に繰り越すことが可能で、500kbpsコースは容量を追加したときのみターボをオンにできる。複数のSIMカードを使って容量をシェアしている場合は、SIMごとにターボ機能をオン/オフできる。
低速通信時に速度制限を一時的に解除する「バースト転送」には対応していない。
Wi-Fiスポットは、2015年9月30日までの期間限定で無料トライアルサービスを提供しているが、そもそもOCNでは、定額なら月300円から、または月額費用のない従量制の「OCNホットスポット」も提供している。オプションサービスとして、月300円の留守番電話も利用できる。
評価:9/10
翌月繰り越し:2
高速/低速通信切り替え:2
データ容量追加:2
オリジナルアプリ:1
バースト転送:0
Wi-Fiスポットの提供:1
留守番電話:1
OCN モバイル ONEのSIMカードとスマートフォンをセットで購入する場合は、オンライン通販サイトの「NTTコムストア」へ誘導される。このストアにはSIMとセットで購入できるスマートフォンは、5月11日時点で9機種を用意している。
中でも注目したいのが、ZTE Bladeシリーズをベースにした「gooのスマホ」。「g01」が1万円、g02が2万円、g03(ZTE Blade S)が3万円で販売されている。これはNTTレゾナントが扱っている端末だが、同じNTTグループが販売するものなので、(通常1点の)独自端末は0.5点とした。
ほかに「Polaroid pigu」「ZenFone 5」「ZTE Blade Vec 4G」「LG G2 mini」「Covia FLEAZ F4」「Covia FLEAZ F4s」とのセットが用意されているが、Coviaの2機種はLTEには対応していない。
楽天市場に出店しているNTTコムストアでは、これらの機種以外にも「Ascend G6」「Ascend G620S」「Ascend Mate 7」「ARROWS M01」などとOCN モバイル ONEのSIMカードがセットで販売されている。
なお、NTTコムストアでは、タブレット、モバイルWi-Fiルーターもセットで販売している。
動作が確認されてい端末は、Webサイトから確認できる。5月11日時点では、スマホ、タブレット、ルーターなど約200機種以上で利用できることを確認できた。
割賦販売については、NTTコムストアでは一括で支払える機種と、24回払いで購入できる機種が混在しているため、(通常1店のところ)0.5点とした。
評価:9/10
動作確認済み端末の掲載:1
Androidに対応:1
iOSに対応:1
SIMカードとのセット販売:1
端末ラインアップ3機種以上:1
タブレットを販売:1
モバイルWi-Fiルーターを販売:1
独自端末を販売:0.5
LTE端末を販売:1
割賦販売:0.5
OCN モバイル ONEのSIMカードは、Webサイトと実店舗の両方で購入が可能だ。
前述の通り、NTTコムストアは楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングに出店している。またNTTレゾナントの「goo SimSeller」でも購入可能だ。さらに価格.comでは中古スマホとOCN モバイル ONEのセット販売も行っている。
ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ゲオで取り扱っている。ゲオでは「ゲオモバイル」として、全国のゲオ1047店舗でOCN モバイル ONEのSIMを販売しており、この店舗数の多さは大きな強みだ。
ゲオアキバ店ではMNPの即日対応も可能。音声SIMの即日開通ができる店舗はこちらから確認できる。MNPを含む新規契約時は、音声対応SIMのパッケージを購入後、Web上にある専用の申込ページでアクティベートコードを入力する必要がある。その後SIMが発送されるため、利用には2営業日以上かかる。
独自店舗は実店舗ではなく、Webサイトになるが「NTTコムストア」があるので(通常2点のところ)1点とした。
評価:9/10
オンラインでの対応:2
実店舗での対応:2
実店舗5店舗以上:2
MNPの即日対応:2
独自店舗:1
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