コンパクト・スペック・使いやすさの「三位一体」――写真で解説する「Xperia Z5 Compact」IFA 2015

» 2015年09月05日 22時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、現地時間の9月9日までドイツのベルリンで開催している「IFA 2015」のソニーブースにおいて、最新スマートフォン「Xperia Z5」「Xperia Z5 Compact」「Xperia Z5 Premium」を展示している。

 「Xperia Z5 Compact」は、Xperiz Zシリーズのコンパクトモデルの約1年ぶりの新作。コンパクトなボディに、ベースモデル(今回なら「Xperia Z5」)と同じハードウェアをできるかぎり詰め込む、「ハイスペックなコンパクトモデル」の伝統をしっかりと受け継ぐ一品だ。

 本稿では、IFA 2015会場で撮影した「Xperia Z5 Compact(グローバル版)」の写真を使った簡単なレビューをお送りする。

photo 「Xperia Z5 Compact」(グローバル版のWhite)

 外観のデザインは、(聞き飽きてきたかもしれないが)Xperia Zシリーズ伝統の「オムニバランスデザイン」を採用し、どの角度から手に取っても持ちやすくなっている。正面を見ると、「Xperia Z5を小さくしたもの」という印象を強く受ける。ただし、画面はフルHD(1080×1920ピクセル)ではなく、HD(720×1280ピクセル)解像度の液晶に“ダウングレード”されている。それに伴い、グラフィックメモリーと共用となるメインメモリーは、2Gバイトに“減量”されている。

 「ハイスペックなのに、HDなの……」とがっかりしている人もいると思うが、約4.6型という画面サイズでは、フルHDのコンテンツとHDのコンテンツを再生しても違いはほとんど分からない。処理能力・実用性・コストの3点のバランスを取った結果、解像度を“上げない”という選択をしたものと思われる。なお、MHL端子(Micro USB端子と共用)を介した動画や静止画のフルHD・4K(3840×2160ピクセル)出力はできるので、どうしてもという場合は外部出力で対応できる。

 本体のフレームはポリカーボネート製で、外周をシームレスに1周している。素材は違うが、Z5と同様の角張ったフレームとなっている。ただし、金属風の加工がなされていて一見するとポリカーボネートであるとは気が付かない。ポリカーボネートの透明感をあえて生かした「Xperia Z3 Comapct」とはある意味逆のアプローチである。

photo 本体外周のフレームは、ポリカーボネート素材を採用しているが、金属風の塗装がなされている。

 本体の左側面には、Xperiaロゴ、nanoSIM/microSDスロットとストラップホールがある。Xperiaロゴは、アルミフレームのZ5/Z5 Premiumと同様に、彫り込み式となっている。ただし、位置が下部から上部に移動している。

 右側面には、電源キー、ボリュームキー、カメラキーがある。電源キーは少し大きめでフラットなボタンとなり、指紋認証センサーが付いた。指紋認証センサーはZ5/Z5 Premiumと同等の機能を持ち、画面ロック解除やFIDO規格(参考記事)に準拠したアプリでのパスワードレス認証に利用できる。

photo 本体左側面。Xperia Z5/Z5 Premiumでは本体下部にあったストラップホールだが、Z5 Compactでは、内部の機器配置の都合から、この位置になっている
photo 本体右側面。電源キーがデザイン変更され、指紋認証センサーが付いた。Xperiaの“アイコン”が変わったことは評価の分かれるところだが、筆者は(Z5/Z5 Premiumのレビューにも書いたが)この変化を大いに評価している

 本体上部にはイヤフォンマイク端子がある。ノイズキャンセリングとハイレゾ再生の両立にも対応している。

 本体下部にはUSB OTG(USB-On-The-Go:USBのホスト・クライアントを兼ねることができる機能)に対応し、MHL出力を兼ねるMicro USB端子がある。イヤフォンマイク端子と併せてキャップレス防じん・防水(IP68等級)に対応している。

photo
photo 本体の上下部は、シームレスなフレームと、ストラップホールの“移動”もあり、Z5/Z5 Premiumとは異なる印象を受けるかもしれない

 本体の背面は、Z5と同様に、フロスト(つや消し)ガラスとなっている。シリーズコンセプトである「個性や好みを生かしつつ、生活になじむ」というに合わせた変更だ。本体の外観に落ち着きを持たせると同時に、手によりなじむようになった。

 背面には、Z5/Z5 Premiumと同様に約2300万画素の新型「Exmor RS for mobile」を採用するメインカメラがある。カメラ部の突起はほとんどなく、机に安定して置けることは個人的にはとてもうれしい。

photo Whiteの背面。Z5の同色では背面がシルバー(銀色)に近かったが、Z5 Compactでは、本当の意味でホワイト(白色)に近い色合いとなっている
photo メインカメラは約2300万画素の新型センサーに変更された。センサーの画素数が増えても、フラットな背面はそのまま

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