ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は9月17日、新しいモバイル高速通信サービス「DTI SIM」の提供を開始した。NTTドコモのFOMA(3G)およびXi(LTE)のネットワークを利用したMVNOサービスで、月額600円(1Gバイトプラン)から利用できる。
DTIは、既に「ServersMan SIM LTE」というMVNOサービスを提供しているが、DTI SIMはこれとは別のものとして提供する。DTIと同じフリービットグループのフォーイットが運営するポイントサイト「スマイルモール」と連携することで、最安値帯でのサービスを実現しており、5Gバイトプランと1Gバイトプランでは「業界最安値」を達成している。
プランや料金など、主なサービス仕様は以下のとおり。なお、開始当初はデータ通信プランのみ用意するが、年内には音声通話対応プランも追加される予定。また、DTIの光コラボレーション通信サービス「DTI光」とのセット割も提供予定だ。
プラン名 | データプラン | データSMSプラン |
---|---|---|
提供SIMサイズ | 標準、micro、nano | |
初期費用 | 3000円 | |
最低契約期間 | なし | |
最高通信速度 | 下り150Mbps/上り50Mbps(理論値) | |
月額基本料金(高速通信容量) | 600円(1Gバイト) 1220円(5Gバイト) 2200円(10Gバイト) |
データプラン料金+150円 |
価格は税別 |
新サービス開始に伴い、2つのキャンペーンが実施される。
9月および10月の利用分について、全プランともに月間の高速通信容量が2Gバイト増量される。料金は、据え置きとなる。
DTI SIM契約から1カ月以内に「スマイルモール」内のショップを利用すると、スマイルポイント500ポイントがプレゼントされる。
なお、スマイルポイントは、1ポイント=1円換算で現金やギフトカードなどに交換可能だ。
DTIが提供しているもう1つのMVNOサービス「ServersMan SIM LTE」については、一部の法人契約者を除き、2015年10月1日からトーンモバイルにサービスが移管される。契約者に必要な手続きは特にない。
トーンモバイルは、フリービットとカルチュア・コンビニエンス・クラブの合弁会社で、端末とMVNOサービスを一体化した「TONE」を提供している。今回の事業移管は、DTIからServersMan SIM LTE事業を会社分割し、トーンモバイルがそれを承継する形式で行われる。
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