東北、関東、甲信越の鉄道事業者37社・局は、10月1日に優先席付近の携帯電話マナーを「混雑時には電源をお切りください」へ変更した。
これまでは、携帯電話が心臓のペースメーカーなどに影響する恐れがあるため、「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」としていた。しかし2013年1月に行われた総務省「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正などに基づき、変更を決定。関西の鉄道事業者は2014年7月から実施している。
各鉄道事業者は共同ポスターの掲出やステッカー、車内放送などの案内を順次実施。なお、車内での通話は従来通り混雑度にかかわらず遠慮するよう呼び掛けていく。
携帯の電波がペースメーカーなどに影響を与える可能性は低い――総務省が指針に追記
FMトランスミッターを使って電波法違反に? 技適マークと同じく重要な「ELPマーク」
ノキア製のSoftBank 3G携帯電話が電波利用の制度改正で一部利用不可に――12月1日から
ICT、“東京デートスポット”で電波状況実測調査を実施――auが下り26.57Mbpsでトップ
携帯電話の機能を封印?――「電波遮断仕様 モバイルケース」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.