Android Wear、バージョン1.4でジェスチャー操作やオーディオ対応へ

» 2015年11月16日 19時56分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米GoogleのスマートウォッチOS「Android Wear」に、端末を装着した腕を動かすジェスチャーでの操作が追加されるようだ。正式発表はまだないが、サポートページに「Ver 1.4.0以降で使える機能」として操作方法の説明が追加されている。

 action 1 カードをスクロールするジェスチャー

 腕のジェスチャーでできる操作は、カードのスクロール、カード上の操作、ウォッチフェイスでのアプリメニューの表示、ウォッチフェイスの表示、など。

 action 2 メニューでのオプション選択や「戻る」のジェスチャー

 バージョン1.4になれば、ほとんどの端末でジェスチャー操作が初期設定で有効になるという。設定(歯車アイコン)に「Wrist Gestures」のアイコンが表示されるので、これをタップすると確認できる。具体的な操作については「Gestures tutorial」で説明がある。

 また、マイクとスピーカーを備える端末(現在は「LG Watch Urbane 2nd Edition」のみ)では「Audio Feedback」機能が使えるようになる。

 Audio Feedbackは、SMSのメッセージの送受信や通話を音声でできるというもの。さらに、時間やプッシュ通知カードの読み上げもする。

 Googleは11月11日には、Android WearでLTEをサポートすることを正式に発表している(それ以前に韓国LG ElectronicsがLG Watch Urbane 2nd Editionの発表でLTE対応機能対応を明らかにしていた)。

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