KDDIは12月8日、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「Galaxy A8 SCV32」を発表した。au史上最もスリムという厚さ6ミリのフルメタルボディに、5.7型の有機ELディスプレイを搭載したモデルだ。
「Galaxy A」シリーズは、サムスン電子がグローバルで展開しているミドルレンジクラスのスマホ。日本市場ではこれまで、フラッグシップの「Galaxy S」や、大画面モデルの「Galaxy Note」を展開していたが、初めて普及価格帯のAシリーズを投入する。KDDI、サムスンとも、ボリュームゾーンの選択肢を増やす狙いがあるという。
ミドルレンジに位置付けられるA8だが、屋外でもリッチコンテンツを楽しめるよう視認性に優れる5.7型のスーパー有機ELを搭載。大画面ながら狭額縁設計で片手でも持ちやすいサイズを維持した。さらにホームボタンの3度押しで画面が縮小する片手操作モードも用意。ホームボタンには指紋センサーも備えた。
カメラもアウトが1600万画素、インが500万画素と高スペックで、プロセッサも8コアのものを採用。メモリも2Gバイト、ストレージも32Gバイトと、基本性能は充実している。また外部メモリとして最大128GバイトまでのmicroSDに対応するなど、使い勝手にも配慮した。
| 機種名 | Galaxy A8 SCV32 |
|---|---|
| メーカー | サムスン電子 |
| OS | Android 5.1 |
| プロセッサ | 1.9GHz+1.3GHz 8コア |
| メインメモリ | 2Gバイト |
| ストレージ | 32Gバイト |
| 外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
| ディスプレイ | 約5.7型フルHD スーパー有機EL |
| 解像度 | 1080×1920ピクセル |
| 連続通話時間 | LTE:約1370分 |
| 連続待受時間 | LTE/WiMAX 2+:約520時間 |
| バッテリー容量 | 3050mAh |
| メインカメラ | 有効約1600万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
| ボディカラー | ホワイト、ゴールド、ブラック |
| サイズ | 約76.8(幅)×158(高さ)×6(奥行き)ミリ |
| 重量 | 約153グラム |
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