“クール”なスマートフォン「Mate 8」、日本でも発売予定の「MediaPad M2」発表――HuaweiCES 2016(1/2 ページ)

» 2016年01月07日 11時40分 公開
[太田百合子ITmedia]

 Huaweiは米国・ラスベガスで開催されるCES 2016に合わせて、1月5日(現地時間)にプレスイベントを開催。新モデルのスマートフォン「Huawei Mate 8」をはじめ、10.1型タブレットの「Huawei MediaPad M2」、女性向けのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Jewel/Elegant」などを披露した。

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 イベント冒頭に登壇したHuawei コンシューマービジネスグループのリチャード・ユーCEOは、同社の2015年の売上が前年比70%近く伸びて20億ドルを超え、スマートフォンの出荷台数が前年比44%増で1億台を超えたと説明。グローバルで展開する「ファーウェイストア」は前年比148%増の3万4000店以上になった。また、世界のトップブランドをランキング化したInterbrandの調査では97位から88位へ、BRANDZの調査では70位にランクインするなど、ブランド認知度が大きく上昇していることもアピールした。

「Mate 8」は常に“クール”なスマートフォン

photo 「Huawei Mate 8」

 「Huawei Mate 8」(以下、Mate 8)は、日本でも発売されているSIMロックフリー端末「Ascend Mate 7」(以下、Mate 7)の後継機で、2015年11月末に中国で発表済みのもの。既に中国では出荷が開始されているが、グローバル向けには今回のプレスイベントが初披露となる。

 登壇したHuawei コンシューマービジネスグループ ハンドセットビジネス プレジデントのケビン・ホー氏は、Mate 7について「(約6型の)大画面を搭載しながら、コンパクトでかつ長時間バッテリー駆動という新しい分野を切り開いた」と説明。その分野にカテゴライズされる新たな製品として、Mate 8では大画面、コンパクト、長時間バッテリーに加え、さらに多くのイノベーションを詰め込んでいるという。

 具体的には、Mate 7と同じ約6型ディスプレイを採用しながら、本体幅をさらに約0.4ミリ縮めた狭額縁設計となっているほか、プロセッサにはHiSilicon製の8コアチップセット「Kirin 950」を搭載。CPU、GPUともにパワーアップしながら省電力性を高め、さらに設計を見直してハイパフォーマンスでも本体が熱くならない、「常に“クール”なスマートフォン」(ホー氏)を実現しているという。

photo 「このプロジェクトがスタートして500日以上、私と私のチームの優秀なエンジニアは新しいスマートフォンがどうあるべきか考えてきた」と語る、Huawei コンシューマービジネスグループ ハンドセットビジネス プレジデントのケビン・ホー氏
photo 約6型と大画面ながら、片手でもしっかりホールドできる。メタル素材の角を落としたデザインは「Mate」シリーズに共通するもの。サイズは約80.6(幅)×157.1(高さ)×7.9(奥行き)ミリ、重量は185グラム
photo バッテリー駆動時間はHDビデオ再生時で17時間、4Gブラウジング時で20時間、3G通話時で28時間、音楽再生時で98時間を誇るが、さらに約30分の充電でまる1日使える高速充電にも対応。ホー氏は「モバイルバッテリーを持ち歩く必要がない」とアピールする

 同じ「Mate」シリーズで、2015年秋から日本でも販売中のフラッグシップモデル「Huawei Mate S」(以下、Mate S)と同様、ビジネスシーンで役立ちそうな便利機能も多数搭載した。複数人のミーティングでも音を立体的に捉えて記録できるマイク&レコーダーや、ホワイトボードなどを写真にとるだけでゆがみが補正され、ドキュメントとして保存できる機能、画面のダブルノックで、ブラウザなどをスクロールしてキャプチャーできる機能などを用意。ホー氏いわく「よりスマートにビジネスでの利用をサポートするスマートフォン」だという。

photo デュアルSIMスロットを搭載し、上位機種ではLTE+LTEのSIMをセットすることも可能。世界中の1334キャリアをカバーするなど、幅広いネットワークに対応していることも強みとなっている。

 この他、カメラもハード、ソフトの両面からアップデートされており、アウトカメラにはMate 7と比較してセンサーサイズが23%アップした、ソニー製の最新1600万画素センサーを採用。ハイブリッドAFや光学式手ブレ補正に対応するほか、イメージセンサープロセッサの処理速度も大幅にアップしている。インカメラは800万画素で、Huawei製のスマートフォンではおなじみの「ビューティーモード」も利用可能だ。

photo 背面の指紋認証ボタンは、シャッターボタンや受話ボタンとしても使用可能。Mate 7とMate Sでは角型のレンズ&ボタンを採用していたが、Mate 8ではいずれも丸型に変更された
photo カラーはMoonlight Silver、Space Gray、Champagne Goldに、シリーズ新色のMocha Brownを加えた4色

 最初に発売される予定の地域は、先行する中国を含む世界30カ国で、価格はメインメモリ3GB+ストレージ32GBのモデルが599ユーロ(約7万6400円)、メインメモリ4GB+ストレージ64GBモデルが699ユーロ(約8万9200円)と発表された。この30カ国に日本は含まれていないが、Mate 7とMate Sに続き、Mate 8の国内発売にもぜひ期待したい。

photo Mate S(左)とMate 8(右)を比較

4つのスピーカーを搭載、タッチペンにも対応した「MediaPad M2」」

 一方で、最初に発売予定のマーケットに日本が含まれていたのが、10型タブレットの「Huawei MediaPad M2」(以下、MediaPad M2)と、スマートウォッチの「HUAWEI WATCH Jewel/Elegant」だ。

 MediaPad M2は、10.1型のフルHDディスプレイを搭載。Androidタブレットとしては初めてという4つのスピーカーを搭載し、ダイナミックなサウンドが楽しめるのが特徴となっている。サウンドシステムはHarman/Kardonのものを採用。同社とのコラボレーションにより、内蔵スピーカーに最適化された立体的な音が鳴る仕組みだ。

photo 「MediaPad M2」
photo 発表会場には、タブレットを2台使って、4つのスピーカーの迫力をさらにステレオで体感できるデモも用意されていた
photo ホームボタンには指紋認証機能が搭載されているほか、2048段階の筆圧感知が可能な専用のデジタイザーペンも用意されていて、手書きメモやスケッチも楽しめる

 カメラはアウトが約1300万画素、インが約500万画素で、チップセットはHiSilicon製の「Kirin 930」。メインメモリ3GB+ストレージ64GBの上位モデルのWi-Fi版が419ドル(約4万9500円)、セルラー対応版が469ドル(約5万5400円)、メインメモリ2GB+ストレージ16GBの下位モデルのWi-Fi版が349ドル(約4万1300円)、セルラー対応版が399ドル(約4万7200円)。なお専用ペンは上位モデルのみ対応となっている。

photo ディスプレイ面
photo 背面
photo 側面に2つのスピーカー×2を搭載
photo ホームボタンに指紋センサーを搭載
photo デジタイザーペン
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