LG、メタルボディーでバッテリー交換可能なスマホ「LG G5」を発表 機能拡張が容易な「モジュラー構造」も採用Mobile World Congress 2016

» 2016年02月22日 22時20分 公開
[井上翔ITmedia]

 LG Electronicsは2月21日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催する「Mobile World Congress 2016」に先だって、Androidスマートフォンの新製品「G5」と、関連オプション品を発表した。

LG G5 LG G5

 G5は、LGのフラッグシップスマホの最新モデル。フルメタルボディーながら、バッテリーの交換が可能となっていることが大きな特徴だ。本体の左側面の下方にあるボタンを押しながら下部のベゼルを引っ張るとバッテリーごと外れるようになっている。バッテリーはベゼルや後述する各種モジュールに装着して本体に挿入する。バッテリーの容量は2800mAhで、予備バッテリーを別途充電したり、モバイルバッテリーとして本体に装着したバッテリーを充電したりできる「ハイブリッドバッテリーチャージャー」もオプション品として用意する。

本体下部のベゼルを引っ張り出すと、バッテリーも取り出せる 本体下部のベゼルを引っ張り出すと、バッテリーも取り出せる
ハイブリッドバッテリーチャージャーは、予備バッテリーの充電だけではなく、本体への給電も可能 ハイブリッドバッテリーチャージャーは、予備バッテリーの充電だけではなく、本体への給電も可能

 また、G5は本体下部のベゼルの代わりに別売のモジュールを装着することで機能拡張ができる「モジュラー構造」を採用している。用意されるモジュラーは、カメラ撮影に便利なグリップとシャッターキー・ズームダイヤルを備え、1200mAhの追加バッテリーを備える「LG CAM Plus」、384KHz/32bitのハイレゾ音声を再生できるDAC(※)「LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY」の2種類を用意する。

※Digital/Analog Converter:デジタル信号をアナログ信号に変換する装置

本体下部にはバッテリー用スペースとモジュール用の接続端子が 本体下部のベゼルを外すと、バッテリー用スペースとモジュール用の接続端子がある
LG CAM Plusカメラ撮影をより便利にする「LG CAM Plus」 LG CAM Plusカメラ撮影をより便利にする「LG CAM Plus」
LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY(その1)LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY(その2) 384KHz/32bit再生に対応するDAC「LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY」も装着可能

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 820」を採用し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは32GBを搭載する。外部ストレージはmicroSDXC(最大2TB)に対応する。画面は約5.3型WQHD(1440×2560ピクセル)のIPS Quantum液晶を備え、スリープ中も時計などを常時表示する「Always-on Display」に対応している。この機能を使うと、1時間当たり約0.8%のバッテリーを消費するが、スリープを解除して時計や通知を確認するよりもバッテリー持ちを改善する効果があるという。外部接続端子はUSB Type-Cとなる。

Always-on Display(利用中)Always-on Display(設定) スリープ中も時計・署名や通知アイコンを確認できる「Always-on Display」

 アウトカメラは1600万画素のCMOSセンサーと800万画素のCMOSセンサーを搭載するデュアルカメラとなっている。1600万画素カメラ側は78度の視野角を持つレンズを、800万画素カメラ側は135度の視野角を持つレンズをそれぞれ組み合わせており、撮影時の視野角によって切り替える仕組みとなっている。インカメラは800万画素のCMOSセンサーを搭載している。

アウトカメラ アウトカメラは視野角別のデュアルカメラ構成

 ボディーカラーはシルバー、ピンク、ゴールド、チタンの4色。サイズは約73.9(幅)×149.4(高さ)×7.7(奥行き)ミリで、重さは約159グラム。モバイル通信の対応バンドなど、本体仕様は投入される国・地域やキャリア(オペレーター)によって異なる場合がある。

ボディカラーは4色 ボディーカラーはシルバー、ピンク、ゴールド、チタンの4色
LG G5の主な仕様
機種名 LG G5
メーカー LG Electronics
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 820
メインメモリ 4GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC(最大2TB)
ディスプレイ 約5.3型 WQHD IPS Quantum液晶
解像度 1440×2560ピクセル
対応通信方式 LTE・W-CDMA・GSM
バッテリー容量 2800mAh(取り外し可)
アウトカメラ 有効約1600万画素 CMOS(視野角78度のレンズ付き)
有効約800万画素 CMOS(視野角135度のレンズ付き)
インカメラ 有効約800万画素 CMOS
サイズ 約73.9(幅)×149.4(高さ)×7.7(奥行き)ミリ
重量 約159グラム

G5対応の周辺機器群「LG Friends」

 先述のLG CAM PlusとLG Hi-Fi Plus with B&O PLAYを含めて、G5対応の周辺機器は全てまとめて「LG Friends」と呼ばれる。G5と組み合わせて使うことが簡単でG5にプリインストールされている「LG Friends Manager」というアプリでまとめて管理できるようになっている。LG Friends Manager対応機器には、専用のロゴマークも用意される。

LG Friends Manager対応機器に付くロゴマーク LG Friends Manager対応機器に付くロゴマーク

USB Type-Cで接続する3D-VRゴーグル「LG 360 VR」

 「LG 360 VR」は、小型軽量な3D-VRゴーグルだ。最近の3D-VRゴーグルはスマホが投影する特殊な画像をレンズを使って立体視化する方式が多いが、LG 360 VRは本体に投影機を備えるタイプとなる。画像の伝送と電源はG5から供給される。後述の「LG 360 CAM」の映像や、「Google Cardboard」に準拠した3D-VRコンテンツを楽しむことができる。

LG 360 VR LG 360 VRの本体
G5と接続 G5との接続は、USB Type-C端子を介して行う

360度の立体撮影が可能な「LG 360 CAM」

 「LG 360 CAM」は、1300万画素のカメラに200度の広角レンズを組み合わせたものを2つ搭載する360度パノラマカメラ。1200mAhのバッテリーと4GBの内蔵ストレージを持ち、スタンドアローンで撮影することも可能。360度パノラマの動画を5.1chサラウンドとともに録画できるようになっている。撮影した画像は、GoogleストリートビューやYouTube360などでシェア可能だ。

LG 360 CAM LG 360 CAM

ペットの見守りに便利な「LG Rolling Bot」

 「LG Rolling Bot」は、球状の移動可能なカメラ。約800万画素のカメラを備えており、屋内の様子やペットの見守り用途に使えるほか、家電のリモコンとしても利用できる。

LG Rolling Bot LG Rolling Bot

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