iPhoneのカメラに写った物体を音声で説明するアプリ「AI Scry」が3月10日、App Storeで公開された。日本での価格は120円。
Scryは未来が見えるという水晶球のことで、アプリ名は「人工知能の水晶球」といったところだ。
デモ動画(記事末に転載)では、例えばピザの一切れをiPhoneのカメラで映すと「白いお皿に載った1切れのピザ」と、鉢植えのアロエについては「テーブルの上の花を活けた花瓶」と音声および画面上のテキストで説明する。(ただし英語。)
あまり実用的ではないが、いろいろ試してみたくなる。「Attention Aperture」を右にスライドするほど、正確ではないが面白い説明になる。
アプリを公開したのはdisk cactusという、カリフォルニア州オークランドに拠点を置く絵文字キーボードで知られるアーティスト集団。
Webサイトの説明によると、アプリのエンジンとして採用しているのは、スタンフォード大学の学生、アンドレイ・キャパシー博士が開発し、GitHubでオープンソースで公開している人工ニューラルネットワーク「Newral Talk」という。
AI • Scry from Consortium for Slower Internet on Vimeo.
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