“1970年1月1日問題”で文鎮化した「iPhone 5s」、復旧しました

» 2016年03月18日 23時14分 公開
[田中聡ITmedia]

 iPhoneの時刻を「1970年1月1日」に設定して再起動をすると、起動しなくなるという不具合を試し、本当に起動しなくなってしまった編集部の「iPhone 5s」。そんな“文鎮iPhone 5s”でもゲオなら2500円で買い取ってくれることが分かったが(※4月7日までのキャンペーン期間のみ)、やはり復旧することに懸けてやめた次第。

 その後、何とはなしにiPhone 5sを充電してから数分後……。

iPhone 5s 文鎮化したiPhone 5s。電源を長押しすると、充電を促すアイコンが現れる
iPhone 5s 充電後も、しばらくはこの画面のまま変わらず

 ブーブーと、バイブ音が鳴り、再起動。またリンゴマークと黒い画面の無限ループでしょ……と思いきや、何とロック画面が表示されたではないか。ロックを解除すると、起動不能になる前と同じ状態のホーム画面が表示され、写真やアプリなどのデータも残っていた。

iPhone 5s 20分ほどたって、iPhone 5sが起動。この画面が出るのは不具合が起きてからも同じ
iPhone 5s なつかしのロック画面が!
iPhone 5s ホーム画面は起動不能になる前のまま
※上記の写真は、再起動後に日時を自動設定に戻した後、挙動を再現したものです
iPhone 5s 日時も1970年1月1日のままだった。このまま電源を切ったら、また文鎮化してしまう恐れがあるので、自動設定に戻した

 とにもかくにも、予想だにしなかったタイミングでiPhone 5sが仮死状態から生還を果たした。

 iPhoneのバッテリーを取り外すか、バッテリーを完全に放電させてから再起動をすると、復旧する可能性があるという情報は聞いていた。ただ、バッテリーを取り外すには分解が必要で、故障するとAppleの修理を受けられなくなってしまうため、リスクが高い。自然放電が一番安全な方法だ。

 筆者も一度、バッテリーが尽きた文鎮iPhone 5sを充電して起動させてみたが、症状は改善されなかった。が、今思い返してみると、そのときは完全に放電されていなかったのかもしれない。それから約1カ月間、一切充電しないまま放置していたが、2〜3日後など、もっと早めに確認すればよかったと反省。

 この復旧方法について、アップルに確認を取ったが、コメントは得られていない。起動不能となっても、放電すれば必ず復旧するとは断言できないので、やはり面白半分でもこのネタは試さない方がいいだろう。

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