リクルート住まいカンパニーは、3月23日に同社が運営する「スーモカウンター」のWebサイトへAIアドバイザー「スミヨ」を設置した。
スミヨにはリクルートが独自開発した会話エンジン「TAISHI」が組み込まれており、話の内容を理解した自然対話に近いテキストメッセージでやりとりすることが可能。住まいに関する質問や店舗の検索に加え、簡単な雑談にも24時間いつでも返答する。
TAISHIは、リクルートテクノロジーズの研究開発機関アドバンスドテクノロジーラボ(ATL)が自然言語処理技術を活用して開発。長文になりがちな問合わせ文章を理解し、的確な応答を行えるように会話の分析ロジックを最適化している。ソフトバンクロボティクスのロボット「Pepper」のように音声認識機能や読み上げ機能と組み合わせれば、音声でのやりとりも可能となる。
今後は回答精度の向上をはじめ、TAISHIとPepperを組み合わせ、利用者の属性と実際の会話データを関連させた分析などに挑戦するという。
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